不動産賃貸業以外の事業を持つ時代が到来する

今回のコロナ禍で飲食や観光業”だけ”しかやっていない多くの企業が苦境に立たされたことはメディアを通じて多くの方が認識されたと思います。

twitter等では 不動産の賃料収入の安定性マンセー的な意見も散見されますが、明日は我が身であることを考えておいたほうがいいかもしれません。

考えてみて下さい。

よく日経新聞にある業種の天気図。

不動産賃貸業はどうですか?

普通なら大雨ですよね。

一番悪い「雨」を通り越して大雨(笑)いや もう雷雨、暴風雨(爆)

いやー 何言ってるだ ぴおほう君。これから日本の不動産賃貸業の未来は明るいよ。という奇特な人もいるかもしれません。

外部環境、競合状況考えても不動産賃貸業を取り巻く環境は 今後さらに真っ赤っかなレッドオーシャンになることが想定されるわけです。いや間違いないです。

そんな事情環境の中で さらにこれから忍び寄る地震の恐怖があるわけです。

地盤の緩いエリアに築古の一棟アパートや戸建てを持って、建物が倒壊し、入居者が圧死し 訴えられたら、保険ですべて賄えるのでしょうか?(アメリカの不動産で入居者傷つけ訴えられたら爆死確実)

また 今回のコロナ禍で「需要が蒸発した」的な表現が使われましたが、地震後、復旧が長引けば それこそ不動産賃貸業の「需要が蒸発」することにもなりかねません。

もちろん 借金してたら一家離散等の悲惨な状態になることは間違いないですよね。

(私のように江東5区を売却するようなリスクヘッジも必要かもしれません)

こんな事業環境、かつコロナ禍で苦しんでいる飲食業や観光業の惨状を見ても もう不動産賃貸業一本足打法は通用しなくなりつつあり、これからは不動産賃貸業+αの事業展開が必須になってきます。

もちろんセミリタ志向の方もこれは念頭に入れておいたほうがいいと思います。

サラリーマン+不動産賃貸業

不動産賃貸業+α

に変わるだけです。

(+αの部分で高配当投資や、インデックスなどは退屈すぎて事業には該当しませんし、事業を立ち上げるのは想像以上に難易度は高いです。)

これを一番体現しているのは ポールさんじゃないですかねえ。

(もちろん 彼の本は読んだことはない)

楽しそうに 仲間と どんどん打席に入っていらっしゃる。

この打席に立つ(とりあえずやってみる)ってのは本当に重要だと思います。なにせ私もサラリーマンを27年もやってしまったので 上からの指示がないと動けない体に(笑)

27年以上サラリーマンやってしまうと もう簡単に打席に立てなくなりますし、永遠に打席に立たないまま人生が終わって人もいるでしょう。

あとは 大みそかに後楽園ホールで堀先生と電流爆破、金網、ランバージャックデスマッチの大舞台、打席に立つだけですね。

私も今は輸出をサブ業務にしていますが、もちろん 不動産賃貸業とは違い、需要とニーズは旺盛、購買力は高い、競合は二人だけ(爆)など、順調にワシントン君を積み上げています。

そもそも諭吉よりワシントン君の価値があることは間違いありません。

先日 ebayの鈴木さんの講演を聞きにいったのですが、「彼はリスクヘッジで輸入をするべきだ」的な持論なのですが、なにせ日本人は すでに貧困のレベルで購買力ないし、小学生も将来不安だし、日本人相手に商売するのは なかなか難しいです。

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やるとしたら、家から歩ける範囲でたい焼きやはやりたいと思いますが(笑)

もちろん 不動産賃貸業+αをやることにより、相互の事業に相乗効果、シナジー効果があることも見逃していけません。

不動産賃貸業”しか”やっていないと物事も近視眼的になりますし、+αの事業をすることで それ以外の事業で活かした知見を不動産賃貸業にフィードバックすることもできるかもしれません。

もちろん 不動産賃貸業と並行しながら それ以外の+αの「小商い」で収益をえることは日本のGDPに寄与すること、定年も関係ない「やりがい」を得ることが出来ることも見逃してはいけません。

数年前は 一棟一法人で融資引いて家賃収入 借金まいうー的な論調でしたが、少し時代を先取りして、不動産賃貸業+αの事業を構築していきたいものです。