ファミリーマートも全店のパンがPBになってしまいましたね。
一足先にセブンイレブンも全国どこでも同じパンが買えるようになりました。
これ果たして消費者にとっていかがなものでしょうか?
全国どこのセブンイレブンに行っても同じパンが買える。
いっけん 便利のようですが、私 これ 日本国民が一段と思考停止状態に陥る伏線じゃないかと思っています。
全国各地に地場のパン屋さんがあり、旅先でしか買えないパンもあるわけです。
そのパンがどういう味なのか?どれくらいの値段で売っているのか?大手のパン(山崎パンなど)メーカーと比べてパッケージはどれくらい洗練されているのか?等々想像を掻き立てられるわけですが、すべてのコンビニで東京と同じパンを売られると、そういう想像力が全く失われてしまいます。
コンビニもですが、先日記事にしたユニクロ、ジーユーもそうですよね。
もう服はユニクロかジーユーでしか買わないとなると、日本国民は 衣食住 生活のあらゆる場面で想像力を発揮する場面がなくなっていると感じます。
もうこういう想像力を活かす場面が少なくなった多くの日本国民が、将来不安から節約に走っています。
都会では 車が維持費が高いということですぐやり玉にあがりますが、例えば レンタカーやカーシェアが経済的だっていう人、じゃそれを何回利用していますか?
実は半年に1回とかほとんど利用していないのではないでしょうか?
なにか 過剰に節約することによって 人生において”経験する”って大切な機会を逸しているような気がしません。
ぜひお子さんをキャンプに連れてって上げてください。
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キャンプ経験のない子供は貧困層だそうですよ。
先日もFIRE業界で有名な某ブロガーさんの1週間分の食材を作り置きみたいなtweetを拝見しました。
確かに1週間分の食材を土日にまとめて作っておけば、食費を浮かすことが出来るでしょう。
ただ、それが何なの?と思ってしまいます。
その節約は 将来何になるの?と思ってしまいます。
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最近 ビルパーキンスの本が話題になっていますが、死んだらそのお金持っていけないよと。
今 ポイ活を含め 節約にいそしんでいる人はそんなに節約して何になるの?っていうのを改めて問い直すべきだと思います。
都内には一生涯かかっても食べきれないおいしいお店が溢れています。
人生で食事をする機会は有限です。
私のように 50過ぎてたら、いつ死んでしまうかもしれないので、おいしい食べる機会もそんなに多くないと思っています。
もちろん 食べる機会が有限なのもありますし、都内でこんなにおいしいお店がたくさんあるのに、そういうお店にいかないのは かなりの機会損失だと思いますけど。
こういう人気のお店を”体験”することで、味はもちろん、店に来ているお客さんの会話はどういうことを話しているだろう、器はどういうものを使っているんだろう、店の内装はどんな感じなんだろうなど、いろいろ想像力を掻き立てる機会が多いです。
何も伊達に人気があるお店じゃないわけです。
じゃ 逆に食費を削ることで得られることは何でしょうか?
食費を削るよりよっぽど有益なことだと思いますけどね。
特に若い人なら、こういう繁盛店に通って なぜそれが人気なのか?を自身で探求してみる経験はしてみるべきだと思いますし、貴方のマーケティング力に磨きがかかるかもしれません。
20代のころから節約一筋になると、当然 その人は思考停止の塊になりますし、それはあなたの子供にももちろん遺伝します。
ドルチェアンドガッパーナを知らない多くに人がこうなっているのではないかと危惧しています。
(正直 某菱サラリーマン氏はああいうtweetを載せていますが、実はご本人は全く別人格だと思ってます。FIREや節約などはあくまでも稼ぐネタで本人は親の遺産で贅沢三昧なんてこともあるかもしれませんので注意が必要です。もちろん不安を煽るビジネスが一番儲かることは留意すべきです)
そういう思考停止、想像力欠如に慣れていまうと、これからさらに多くの国民が貧困層に陥ってしまう未来を考えると、過剰な節約は将来の貧困を招くと言わざるをえません。