先日の西村経済産業大臣の発言が話題になっているようです。
年収1200万円が高額所得者かどうか サラリーマンとおぼしき人達の間で議論が白熱していますね。
誰も可処分所得の話をしないのにいつも笑ってしまいます。
私が就職した1991年当時。
周りの学生の多くが30歳で1000万もらえることが会社を選ぶ基準でした。
そっから何年経ってます?
32年ですよ。32年!
これ見ても日本の賃金が全然増えていってないのがわかりますよね。
しかも当時と比べて消費税・社会保険料を始め各種税金はどれくらい増えています?
1991年当時と比べて 全然可処分所得が増えていないですよね。増えるどころか大幅に減っているのは間違いないでしょう。
だから車を持てない、レジャーにもいけないという 一歩間違えればすぐ貧困な人が多いんだと思いますよ。
だって手取りが少ないんだから。。。
しかも 今から防衛増税・少子化増税でしょう?
誰から税金取るんですか?
丁度1000万くらいのサラリーマン氏から「がっぽり」取るしかないですよね。
ということは 今後 益々 可処分所得が減り、レジャーどころか、家族で外食するのも、ロイヤルホストやデニーズではなくガストしか行けなくなるかもしれません。
いやいや これからサラリーマンの可処分所得は増えるんだと思っている人はほぼ皆無でしょう?
岸田政権下では 終身雇用や定年制、新卒採用など硬直化した日本の仕組みを変えることはできないかもしれませんが、河野さんとか改革好きな人が総理になったら、一気にそれらが崩壊するかもしれません。
(現に 政府のブレーンには 雇用の流動化を強烈に推進したい経済界の重鎮も入っていますね)
岸田政権下では身分は保証するから、その分 がっつり税金納めてねという言外のメッセージと受け取ることもできるでしょう。
まあ 税金は圧倒的に取りやすいので 今後 益々ターゲットにされることはほぼ間違いないでしょうね。
私も税金にはサンドバック状態のサラリーマン生活を27年やってましたので、たっぷり税金を引かれた給与や賞与の明細にビックリしたことが何度もあります。
今は会社を2社経営して 税金のコントロールも思いのままです。
もちろん期をずらすのがポイント。
(おっ誤解を招く言い方ですが、全然合法的にやっていますし、納税もしっかりしていますよ)
車は法人所有の社用車ですし、書籍代や〇〇・●●もほぼすべて経費になります。出張規定は。。。。。また 今後 自宅も社宅化することを考えています。
両方経験してみて やはり自分で会社を経営した方が 税金をコントロールし 可処分所得が多くなるのは間違いないです。
両方経験してみないと 一生「俺の年収は・・・・」と無意味な議論をしていることになりかねません。
防衛費増税と少子化対策を始め 国の財政が益々厳しくなる今 たっぷり税金納めてくれてありがとうしか言えないです。
twitter上で年収〇〇円が盛り上がるのは サラリーマン社会 日本(雇われ大国 日本)を象徴することなのかもしれませんね。