桜の季節ですねえ。
初々しいフレッシュマンが街を闊歩する季節です。
そんな私もありましたフレッシュマン時代が(笑)
そんな私の1991年の入社前後の話を記事にしたいと思います。
入社し、その後同じ会社に27年もお世話になるわけですが、当時はバブルで内定も比較的早くもらえました。
入社した決めても 採用人数が多くないところというのがあったので同期は150人前後じゃなかったですかね。
都市銀行や証券会社、NECなど大手電機は何千人も採用していた時代ですから。
なにせ入社式前の入社前研修が異様に厳しかったですねえ。
先輩社員で私たち新入社員を教える人は 大学時代にラグビーで日本一になった時の選手で 体はでかいし、声もでかいしで相当な威圧感ありました。
ここで仲良くなって同期結婚したカップルも複数組います。
今でいうパワーカップルなんですかね。
新入社員同士で結婚して 私と同じように50歳で早期退職したカップルは2人で1億近く早期退職金が出たそうですよ。
入社して4月から6月までは仮配属期間。
いろいろな部署で先輩社員について研修します。
最後に法人営業の研修が2週間あって、それが超絶面白かったので自己申告で異動希望を出したら2年目から配属に。。。その後20年近くその部署でお世話になりました。
5月末に本配属の発表があるのですが、希望にそぐわぬエリアに配属。
なんと寮から電車で1時間半もかかる場所で、かつ朝が早い!!
忙しい時期には始発で出勤し、朝7時頃には職場になんて生活をしていました。
当時はもちろん「24時間働けますか?」の時代ですから長時間労働も当たり前。
小田急線沿線に寮があったものですから3回小田原まで寝過ごしたことがあります。
なんか最初から生意気な新入社員だったらしく 周りにご迷惑をかけてばかりだったような気がします。
でもそんな中でも今でも親しい同期や先輩に恵まれた大変すばらしい1年でしたね。
スーツなんかも最初に買ったのがモスキーノのダブルのスーツ。
なんともまあバブルですねえ。
車もすぐ買いました。シルビア(笑)
もちろん冬は毎週のようにスノボーです。
1年目の冬にはオーストラリアへ旅行。
シドニーのマクドナルドで大学の同級生にばったり遭遇。
彼は今では英語学習の第一人者で 受験生ならだれでも知っているくらいの人材です。
現代のようにオルカンなんて無いですから遊びに全力投球です。
同期も個性的な奴が多く、某有名大学の付属校出身で 3年で会社辞めて母校の教員になったのに、電車内の痴漢で逮捕される奴いたり(笑)
そんな同期もそろそろ定年です。
一番出世したのは現在副社長!
社員が一万人、契約社員含めれば何万人もいる企業の副社長ですよ。
彼は入社当時は目立たず、配属も一番地味な部署。
そこからコツコツ這い上がってきました。
彼の特徴は 相手の役職、立場を見て話しをすること。
普通 人種、性別、宗教関係なく接しなさいというのが教育だと思うのですが。。。
彼は 若い頃から相手が偉い人がいたらもう常に寄り添うような人でしたねえ。
「サラリーマンは偉くならなきゃ損なんだよ」と退職前に上司からいただいた格言をそのまま地で言っていました。
社長まで頑張って欲しいですが、出世争いは厳しいですからねえ。
専務が社長に昇格したら 常務一派は一掃するなんて日常茶飯事ですから。
あと 副社長の職を解かれた後に人生も逆に大変だと思います。
まあ 湘南高校から中央法学部なので地頭は良いので そこそこに頑張ってもらいたいものです。
(私は一生交わることは無いと思いますが)
そんな新入社員当時のことを思いだした桜満開の季節です。