セミリタイアと米国債社債(米社債含む)は非常に相性が良い

この年齢になるとそろそろ年金の受給開始時期を強烈に意識するわけです。

60歳から受給するか?65歳から受給するか?

会社を60歳定年より10年早く卒業したわけですが、その分 厚生年金が減るのは覚悟していました。

ただですねえ。

実際に試算したわけではないですが、50歳過ぎて本給が昇給する人って本当に一握り。

ほぼ横ばいか微減ですよねえ。

それじゃ 10年早く辞めても 年金額は2,3万円(月額)の違いなんじゃないかなと思うわけです。

月2~3万程度なら絶対 時間の価値のほうが高いです。

間違いないですね。

それでも癪に障るので昨年から超長期の米国債と社債を粛々と買っています。

結構お気に入りです。

2055年償還のものまで持っていますから、厚生年金が少し減った分の補填という意味では最高だと思います。

(すでに日本のリートと高配当株と米国の高配当株で 補填は十分しているのですが、さらに補強する作戦です)

社債もマクドナルド、スタバ、ディズニーなど どう考えても潰れないだろう的な所ばかりを分散して買っています。

米国債ですが、

野村證券とSBI証券で買っています。(一部オーストラリアの国債なんかも買っています)

野村證券のメリット

買った米国のものはほぼ担保に出来る。オーストラリアは担保に出来ないものも多い。

野村證券のデメリット

最低購入単価が高い。かつ選べる商品が少ない。

(あまり売りたくないんだなあというのが見え見え)

SBI証券のメリット

選べる商品数が多い。最低購入単価が低い。米国債は2万程度から買える。

SBI証券のデメリット

担保に出来たり所有することでのメリットが無い。

米国債10年のチャート見ると4%以上で買えるのは本当にボーナス時期だと思います。

現在は米国株の配当が出るたびに、その資金でシコシコ米国債買っています。

米国高配当株と米国社債のコンボです(笑)

あとは1ドル200円を待つのみです(爆)

定年より10年早くセミリタした私の戦略は上記通りですが、基本である厚生年金無いとまじで詰みますよ。

別に生活保護受けるからいいや的な人ならいいですが、日常生活 結構不便だと思います。

(生活保護で競輪する奴とかいるからマジで現金支給ではなくpaypay支給に変更、かつ食料品はフードロス削減の観点から賞味期限切れの食品の現物支給に変えて欲しい。外国人の不正受給含めこれくらいやって欲しいと思います)

ただ厚生年金もらうために働くのは本末転倒。

好きな仕事やりながら おっとそこそこ厚生年金も溜まってたというのが理想だと思います。

(つい数年前まで25年厚生年金納めなければ 1円も支給されなかったこと知ってますか?)

私も勤続27年のうち20年は法人営業の現場で素晴らしい先輩や同僚、後輩 そして大企業の素晴らしいお客さまと楽しく働いてきました。

そこそこの給料で27年働いてももらえる年金はしれてますが、たった10年間 新卒程度の給料だと月5万円ももらえないんじゃないですかね。(でも月10万円の差はとてつもなく大きい)

結局 厚生年金が少ない人やもらえない人って生涯において仕事に向き合うことなく、キャリアの構築が全く出来なかったってことになるでしょうね。

これは良いことかどうかはわかりませんが、これから日本人は益々ブルシットジョブにしかつけなくなります。

「静かな退職」や「GW明けの退職代行依頼の急増」などはそれを暗示しているのかもしれませんね

公的年金がほぼ無い人は 将来にわたって一生涯ギャンブル的な生活をするしかない(認知症になって投資するのはしんどい)ですが、そこそこ公的年金を確保している人は それをさらに補強するという点では米国債や米国社債は良い選択ではないかと思います。