ブログを昨年8月から更新しなかった理由ですが、やはり会社員時代お世話になった先輩が昨年の9月に62歳で亡くなったことが大きかったです。
なんか長い期間 抜け殻になったような感じでした。
同じ”死”という点では 私もセミリタした後 実家のある広島に1ケ月以上滞在し 父親の死に立ち会うことは出来ました。
自分の親が亡くなるのは時期もある程度は想定できるのでそこまでショックじゃないと思うんですよね。
親が弱っていく過程で一番辛いのが親の長生きリスク。
何が辛いって介護の「終わり」が見えないこと。
介護する側も介護される側もいつ終わりかわからないのは相当辛いことだと思います。
しかも無年金の親だと子供の負担は想像を絶するものがあると思います。
「年金は将来もらえない」と最初から軽視している人が多いのはビックリですが。。。
年金手帳が届くことには焦るのでしょうかね。だってほぼ年金額を増やす時間を取り戻すことはほぼ不可能ですからねえ。
その先輩ですが、2024年の正月にはラグビーしてたんです。(ラグビーの強豪大学出身)
2024年に3月にすい臓がんが見つかり、たった半年の9月に亡くなってしまいました。
子育ても終わって孫もすでにいたのですが ご本人はさぞ無念だったでしょう。
人望がある先輩で、特に会社員時代 えらく出世したわけでもないのですが、ラグビー仲間や職場の仲間など300人以上の参列者があったそうです。
私自身も在職中 大変お世話になったので これは残念でしたし、立ち直るのに時間がかかりました。
本当にがん告知後半年で亡くなるんですよ。
定年退職直後に亡くなる人は結構見てきましたが、これはさすがにショックでした。
人は環境が変わると相当なストレスを感じるんですかねえ。
リンダグラットンが「タイムシフト」の出版が2016年。
この本以来 人生100年時代なんて言われましたが、多くの人は本当に100歳まで生きるんですかね?
社会保険料を納めさせようとする英日政府の陰謀としか思えません。
たしかに医療環境の向上というもっともらしいことが原因だと記憶していますが、それ以上に人間が食するものに人口甘味料や糖質の多い食事が多すぎ 何十年経ってもとても長生きできるような気はしません。
最近の有名人の訃報聞いても100歳どころか90歳まで生きる人はものすごく少ないですよね。
先輩のようにあっという間に亡くなってしまうこともあります。
「俺の分も楽しんでくれよ。時間が過ぎるのなんてあっという間だよ」なんて笑いながら言ってくれているような気がいまでもします。
半年たって信じられない死からようやく立ち直りつつ、ブログを復活させようと思った次第です。