クロヨンとトーゴーサン

何やら「コロナ」ってなんだったの?という感じで株価が上がっています。

都内を歩いていても、失業者が少し増えたような感じはしますが、そこまでダンボール生活の人が増えたなあという実感はありません。

山一証券などの金融危機やリーマンショックの時は、都庁前のダンボールハウスの数は凄かったよなあと感じます。

今回のコロナで後世まで語り継がれるのはもう政府がじゃぶじゃぶにお金を配ったことだと思います。

(ANAや三菱重工など内部留保が潤沢にある企業が雇調金申請する意味がわかりません)

twitterの書き込み見てても「国がお金くれない!」的な書き込みも何回もありましたし、国会前で「金くれ!」ってプラカードを持っていた人が 今回のコロナ禍の象徴的な絵ではないでしょうかね?

また 一方 今回のコロナじゃぶじゃぶ融資で一番儲かったのは、中小のマイクロ法人や 小規模の飲食業の方たちであることは間違いありません。

飲食業の人は 都や県からの協力金も出ていますから もうコロナ様様、コロナ成金ですよね。

うちの近所の自宅を改造した喫茶店さんも4月上旬からしっかり2ケ月休まれてましたが、当然 自宅を改造した喫茶店ですから、家賃負担もなく、なんなく数百万円をゲットされていました。

(もちろん 隠れてこっそり営業してたことは知っていますが)

松田公太氏などの飲食店がらみの家賃補助金でも儲ける人が多いんじゃないですか?

なにやら松田氏、稲本氏が旧知の政治家相手にロビー活動(←これは本当にタチが悪い)するもんだから、何やら彼らのような中途半端なチェーン店(10~100店くらい)を補助しているような建て付けになっているような気がしてなりません。

(飲食の家賃負担しても いずれ貸し倒れになるのは必定。負け戦を認めて転身したほうが 本人にとっても 国民の税金という観点もでいいと思いますけどね)

そこで一番恩恵を被ったのが 1~3店舗くらいの飲食店さんでしょうね。

もちろん 補助金や助成金などお金を引き出すこと命な 不動産投資家の方も 脱泡ギリギリで融資、補助金を引いている方は多くいらっしゃいます。

はあ こんなにお金ばら撒いて本当に大丈夫なのでしょうか?

えっみなさん そんなに心配していない?

うーん このつけは いつか誰かが負担しなきゃいけないと思うんですけどねえ。

もちろん このままで済むわけがないのは皆さん薄々感じていると思います。

まあ 東日本大震災の時の復興税みたいな形も考えられますし、一番取りやすいのはやはりサラリーマンの税金でしょうねえ。

その次に狙われやすいのは固都税、相続税くらいでしょうか?法人税はトレンドから言って増税は難しいでしょう。

サラリーマンは間違いなくターゲットにされるし、何も抵抗できませんし、なすがままです。

クロヨンとトーゴサン

サラリーマンの年収1000万でも税金は60%なんて時代もすぐそこに来ているかもしれません。

クロヨンやトーゴサン見てもわかるように 自営業はなんとでもなるのが怖いところです。

意識の高いサラリーマン諸氏は 法人設立に走ろうとしますが、専業主婦の奥さんや家族がいないと本人の失業保険はもらえなくなり デメリットも目立ってきます。

(厳密にいうと 申請は出来ますが、明らかに不正受給です)

多くの日本人がこういう不正をすることにも全く感応しないというのが問題だと思います。

本当 このコロナじゃぶじゃぶ融資のツケをどういう形でぬぐっていくのか 我々国民は注視していかなければならないのは間違いないと思います。