起業する人が増えてきていますね。

今日から始まる火10ドラマ「ユニコーンに乗って」

いよいよ人気ドラマの枠でもスタートアップや起業の話を取り扱うようになる時代になりました。

最近、確かにtwitter見ても サラリーマンを辞めて自分らしく働きたい人が多く起業しているように感じます。

そりゃそうですよね。

岸田内閣(たぶん参選も圧勝でしょう)の1丁目1番地の施策が人への投資、スタートアップへの各種支援ですよ。

サラリーマンしかしたことのない思考停止したおじさん連中は「起業?そんな失敗したら一家離散するようなこと。。。」なんて考えるのでしょうが、アメリカみたいに失敗した人の方が評価される時代が来て欲しいものです。

もちろん起業している人が増えている背景には、財政状態が危機的な状況で、サラリーマンさんには有無を言わせず課税される理不尽さを感じている人もいるでしょう。

子育て支援、リカレント、もちろん防衛。

政府はいろいろな所にお金使いますが、それどこから捻出するんですか?

そう これだけスタートアップの整備しているのに、まだチャレンジしない多くのサラリーマンからがっぽり税金取るしかないでしょう。

だって何も言わないし。。。

昔なら百姓一揆ですよ。

ぜひ石川県の鳥越城見て加賀の一向一揆の凄さを感じて欲しい!

(熊でます)

ということで次の国政選挙まで3年ありますが、その間にサラリーマンには更なる増税が待ち、給与が上がらない人は可処分所得も減ることは間違いないでしょう。

橘玲さんが「貧乏はお金持ち」でマイクロ法人を公にして11年。

ようやく税金を極限まで抑えて、可処分所得を最大化するというマイクロ法人が市民権を得たともいえるのではないでしょうか?

こういうドラマで「起業家はかっこいい」って時代にならないと本当に日本滅びますよ。

だってこの30年で世界で最も成長していないのは日本ですし、賃金の伸びも最低、生産性もダントツで最低。

昭和に作ったシステムは維持できないんだと思います。

新卒一括採用、年功序列、終身雇用、退職金制度。

私が就職した1991年当時 リゲインのCMは「24時間戦えますか?」でしたが、それから約30年。残業させたらブラック企業だ、ちょっと叱ったらパワハラだ。そんな事業環境で世界と伍して戦えるのでしょうか?

しかし 20代のヤンサラの皆さんは、生まれてから一度も怒られたことない人もいるんちゃうかなあ。

政治家もいつまで経っても 批判を恐れて延命させるもんだから 世界からどんどん遅れていっちゃう。

私 歴史好きで 日本の城巡りしてますが、やはり明治新政府の「御一新」のガラガラポン度は凄いなあと感じます。

今まで権威の象徴だった城などもほぼすべて破却か民間に払い下げ。

当時の明治新政府はそこまでして、旧来のシステムを壊したかったのでしょう。

たぶんそこまでの大改革をしないと確実に日本は永遠に浮上できない国になります。。

さて その明治新政府で一番被害を被ったのは誰ですか?。

そう士族ですよね。武士の商法と言われたほどゆであがった彼らの多くは 維新後没落していきました。

もし数年後 御一新までもいかないまでも日本の働き方(残業減らしたとかパラハラ無くしたなどの些末なことではなく)が大きく変わったら 被害を被るのはそんなゆであがったサラリーマンだと思いますよ。

たまに「FIREしたらすることないんじゃない?」って呑気なツイートをするサラリーマン氏いますが、こういう書き込みする人はおそらく仕事を与えられることに馴れてるんだろうなあと感じます。

基本的にセミリタしたら、自分の仕事は自分で創り出していかなければなりませんし、貴方の今の仕事ぶりを振り返って「どれだけ与えられた仕事に付加価値つける習慣があるか」検証しないと セミリタしたら大変なことになりますよ。

「だって会社は仕事を与えてくれるけど、社会は仕事を与えてくれません」

もちろん60歳や65歳で世間に放り出されたら ゆでガエルの士族以下でしょうから、そこからはほぼ主体的には何もできない人生、つまり廃人になること必定でしょうね。

結局 投資と同じでどちらの方向に流れているのか?順張りで行った方が人生は上手くいくと思いますよ。