セミリタイア1年目が無事に終わりました。

今年最後の投稿になります。

2018年3月に新卒から27年勤めた会社を50歳で早期退職し、新しい人生を歩み始めた1年でした。

生活の基盤となる不動産投資による収入ですが、1年間満室で終わることができました。この「安定感」と「継続性」が都心区分の要諦となりますので、来年以降もこれを継続していければと思います。

不動産投資を始めて12年。最大の空室期間は3ケ月で全期間ほぼほぼ満室です。

詳しい計算はしていませんが、利回り20%くらいで空室率が高い郊外物件よりすでに収益面では上回る時期でしょうか?

都心区分は売りやすいということで、利益確定できるという安心感もあります。

今までかなりの現金を入れていますので自己資本比率も高めですが、さらに繰り上げ返済も視野に入れてさらに盤石な財務体質にしたいと思っています。

今まではブランド立地に限定してきましたが、来年からは多少郊外に目を向けざるを得ません。

60歳までにあと7戸購入する予定ですが、いつも通り、慎重に慎重に参入していきたいと思います。

その不動産投資からの安定的な収益で

ロシアワールドカップと、ロンドン・パリにちょい住みできたことも貴重な経験になりました。

ロシアのロストフやサマーラなど おそらくもう一生訪ねることのない地に行けたことは良かったですし、ロシアの人の生活に触れたこともセミリタイアしなければ経験できないことだったと思います。

ロンドン・パリに2週間単位で旅行することも、サラリーマンをやっていたら永遠に体験できないことかもしれません。大学時は留学等する金銭的余裕もなく、そのまま就職してしまったので、そういうプチ留学っぽい経験ができて本当に良かったと思います。

またサンクトペテルブルグでエルミタージュ美術館で50歳にして芸術に開眼。ルーブルやナショナルギャラリーも堪能しました。

あと料理ができるようになったのも収穫でした。

「時間を制圧する」これ セミリタイアの最大のメリットです。時間は何もしないと淡々と過ぎていきますし、残念ながら戻ってきません。通勤時間もないし、気に入らない上司から理不尽な指示されたりすることもないので、来年は今年以上に「時間」を有意義に使っていきたいと思っています。

ただいいことばかりではありません。

不動産以外の収益がほぼあがらなかったこと。

世の中はそんなに甘くないですし、来年以降もこちらには意欲的に挑戦していき、前職の同期が定年を迎えるあと9年後にはある程度収益化していければと思っています。

菅井敏行さんなんかも、やりたいことが見つかるまで2年かかると言われていますし、一休創業者の森さんなんかも、ビジネスモデルの構想が降ってきたみたいなお話をされていました。私にも降臨してもらいたいもんです(笑)

それを考えれば不動産からの収益は本当に有難いし、物件の選定さえ間違わなければ安定的に収益が入ってくるので、これが無いとキツイです。将来的に早期退職・セミリタイアを考えている人は 在職中に不動産で安定的な基盤を作っておくことをお勧めします。不動産といっても間違っても地方郊外は買わないほうがいいでしょう。間違いなく賃貸需要は減っていきますし、物件自体を売るに売れなくなる時代がすぐそこまで来ています。セミリタイアの最大のメリットである「時間」を賃貸募集に走る廻るのではなく、事業投資など生産的なものに使ったほうが将来への投資という面ではリターンが大きいと思います。

もう一つは、経営者って孤独だなあと改めてわかったこと。

これ本なんかではよく言われますが、自分で個人事業主になって初めて実感しますね。ほんと孤独。うつ病になるかと思うくらいです。会社では軽口をたたく後輩や同僚もいるでしょう。そういうものをありません。話し相手にトイプードルでも買おうと思ってます(笑)孤独に耐えられない、昼食は職場の仲間と野球の話をするのが趣味のような人にはセミリタイアは全く向きません。永遠にサラリーマンをしましょう!

あとは今年は大きな病気もケガもしなかったのは良かったと思います。来年以降も天気のいい日は昼間からランニングする等を実施していきたいと思います。胃カメラは苦しいのでもういいや(笑)

そんなこんなな2018年でしたが、来年も不動産+ライフスタイルの提案等を中心にブログに書いていこうと思っています。

本年1年ありがとうございました。

来年も引き続きよろしくお願い致します。

twitterでたまにつぶやいています。フォローをお願いします。

今まで5部屋売却しましたが、4部屋はノムコムさん。当然買値より高値で売却していただきました。



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コメント

  1. 雪うさ より:

    ぴおぽうさん、いつも参考になる記事をありがとうございます。
    私よりも半年先にリタイアされたんですね。

    一番共感したのは孤独という部分です。幸い、自分は不動産の大家の会に所属しているので、その関係で最低月に1回以上会うのは救いとなってます。もともと、おしゃべりな自分は、一人暮らしのこともあって、しゃべれないのはちょっとシンドイです。だから、昼間は結構ぶつぶつツイッターでつぶやいてしまってます。趣味の山友達が元会社の人にいるので、たまに山に一緒に行ったりします。趣味のサークルなんかいいですね。

    退職前に綿密にぴおぽうさんほど策を練っていなかったことと、予想外の展開があったこともあり、まだリタイア後に派手に旅行に行くこともなく、地味に生活してます。私もほんと、次の核になることがきちんと成長できるといいなあと思っているところです。

    退職にあたり、本当に多くのことを参考にさせていただきました。改めて感謝申し上げると同時に、来年も何卒宜しくです!!

    • ぴおほう より:

      雪うささん コメントありがとうございます。
      女性のほうがコミュニケーション能力高いと言われているので孤独にならなくていいですよねえ。僕も孤独耐性はかなり強いほうなので、一人遊びに耐えられますが、これ苦手は人は辛いですね。私の女性の先輩で 早期退職し、小さいころからの夢だったパン屋を開店し、うまくいかなかったので閉店して家の近所でバイトやってる方がいます。50過ぎたらそんなストレスの無い、ダウンサイジングした生活もいいんじゃないかなあと思います。どうせ日本は経済成長しないんだしw。今年もありがとうございました。来年もtwitterの更新期待しております。