私がどれだけのホワイト企業に勤めてきたか

先日 twitterでjojoさんの投稿に反応したら、フォローしていただく人がすごく増えました。

今日は、私が勤めていた企業がどんだけホワイト企業だったかを書いていきます。

大学卒業後、27年ずっと同じ会社に勤めてきたわけですが、週休2日制をいちはやく導入したり、バブル真っ盛りの1990年初頭から週休3日制に試験的にトライアルしたり、社員の働きやすさの制度構築に積極的に取り組んできた会社でした。

風向きが大きく変わり始めたのが、今から10年前の他企業との会社の統合。

世間的には 相手の経営危機もあって買収したと言われていたのですが、実際は相手の方が社員数も2倍近く多かったので、システムをこちらに寄せても、統合した新会社は、相手企業の社風が色濃く残ってしまいました。

相手企業は統合する前の10年間で5000人もリストラしてたので、言ってしまえば「残った人」たち。(5000人リストラしても社員はまだ数千人)

この「残った人たち」が凄いんです。ほんと。

①会議で5年間 一度も発言しない。こちらが促しても「はい。」とか「ええ。」とかのみ。でもこういう人はプロジェクターとか席の設営は一生懸命やるんですよねえ。

②上司の許可なく、全然違う場所の前の所属の事業部で仕事してる。職場に出勤してないので どうしたの?って電話したら、前所属の事務所で仕事してたって感じです。当然 許可なくです。

③当然 1週間等の長期休みの時には書面による引継ぎ等一切なし。

④職場ででかい声で年下の上司批判。

⑤仕事しているふりなのか 無意味に早く出勤し 定時退社で残業年0時間。あの「月」じゃありませんから、「年」ゼロですから(笑)

⑥職場ではずっと将棋アプリで将棋。

有給消化は当然100%で1週間の連休が年3回。

これで50歳過ぎて 60歳の定年まで年収800万円がほぼ保証されてるんですよ。

こんだけのホワイト企業あります?(笑)

楽したい人には天国のような職場です。

統合して以来、こういう人がすごく増えました。当然 統合後の新会社の株価は低迷しています。

ホワイト企業の前提である「働きやすさの諸制度」は 会社の統合等で一気に変わることもあります。

上記のような50過ぎたおっさんに仕事しろって言っても 変わるはずもない

ですし、彼らはできれば迷惑をかけず、職場でも目立たず 高い賃金が欲しい

だけなんです。

でも悪いことに こういう人たちの悪影響は若い人たちにも伝染していくんです。

50歳過ぎて 目標もない、定年も見えてきた状況で 高いモチベーション保つのも難しいのも事実ですけど、ほんとうにひどい人たちが多かったなあ。

jojoさんがいくつかわかりませんし、この文章を読んでいる人が何歳かはわかりませんが、50歳過ぎて 高いモチベーション維持できる仕事であれば、サラリーマンやる価値はあると思います。あなたの周りの50代の社員はイキイキと仕事していますか?将来 このようになりたいと思う50代の社員はいますか?(部長に昇格したいというモチベーションではなく)

人事異動でいつ他の部署へ飛ばされるかはわかりませんし、方針合わない上司がいつ来るかわからないという不確定要素をコントロールできないのは前提ですけど。

若いうちから ホワイト企業にいることに安住することなく、(いつホワイトじゃなくなるかもしれないので)常にイノベーティブ、クリエイティブに仕事する意識がないと年取ったらその安住してる分 苦労すると思いますけどね。

個人的には出光とシェルの統合には大変興味を持っています。出光はご存知の通り超個性的な会社なので、あの主義、主張をどう融合していくのか?本来は統合にあたり外部コンサル等を入れて体系だってやらないとダメだと思います。

twitterでたまにつぶやいています。フォローお願いします。

今まで5部屋売却しましたが、4部屋はノムコムさん。当然買値より高値で売却していただきました。



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コメント

  1. Hir より:

    目的があれば、一時的にこういう環境も良いですね。
    どこの会社なんでしょう。。