サラリーマンリタイアの「後」が問題だ 補助金・助成金を使いこなしさい。

セミリタイアを夢見るサラリーマンの方は多いですが、実際に経験できる人は多くありません。

だいたいが22歳で大学を卒業して、65歳まで働き詰めです。

しかし ここのところのジャブジャブ融資でセミリタイアするサラリーマンが増加しました。

私もセミリタイアにあたり、そういう人が発信するブログなどの情報を参考にしていましたが、大事な視点を見落としていました。

それは私がまだセミリタイアを「経験」していなかったのでわからなかったんだと思います。

セミリタイアを経験して始めて言えます。

「不動産の一本足打法は絶対に止めなさい!」

セミリタイアにあたり、不動産だけの収入をあてにしてはいけません。

必ず収入を複々線化しておいてください。それが無理でもいくつかの事業案は構想しておいてください。

これ 経験していないと言えません。

今年の私の不動産は稼働率100%だったのですが、これでも売上は前年100%です。利益も経費削減をできることは限られます。

新規に物件を購入しないと売上を10%も伸ばすことはできないでしょう。

稼働率が下がるともう最悪です。稼働率が下がり借金に追われる?

これ 企業として 経営として健全ですかね?

たぶん 事業を展開するうえで、PPMが理想的なのでしょう。

不動産賃貸業だけでは「負け犬」の中だけで戦うことになりかねません。

新しい事業へのチャレンジ!

これが不動産投資でサラリーマンをセミリタイアしても絶対に必要なことです。

(コンサル=これもう終わったマーケットです。宅建活かして不動産業=これは周辺事業ということで”あり”ですが、ちょっとつまらんかなあ)

当然 新たな事業を展開するのは簡単ではありません。

はっきり言って難しいです。

ただ これが軌道にのると 経営としても健全ですし、自己満足度も高いと思います。

菅井さんの不動産賃貸業+講師業+執筆業+スジェールなんて最高だと思います。

不動産賃貸業(本業)

講師業+執筆業(本業の周辺事業)

スジェール(全く違い事業)

不動産ブームが去って、講師業+執筆業がなくなっても、それまでに次の事業育成していたり、スジェールがさらに軌道に乗っていればポートフォリオは盤石ですしね。

あと石川貴康さんがジャム作っていますって言ってたのも印象深い。最初 何言ってんだ?この人はと思いましたが(笑)

当然 スジェールも改装費・初期投資などで500万くらいかかっているのでしょう。

このイニシャルコスト以外にも豆や食材の仕入れなどのランニングコストもかかります。

精緻な事業計画も必要ですし、その計画がうまくいかないこともあるでしょう。

この初期投資、事業に出資するという行為が 給与をもらったことしかないサラリーマンの方にはピンとこないところだと思うんです。

100万円出資してゼロになったら嫌じゃないですか?(笑)

そこでこういうのを使いましょう。

[amazonjs asin=”4754725751″ locale=”JP” title=”会社が知っておきたい 補助金・助成金の活用ガイド 平成30年度版”]

僕がやろうとしているオウンドメディアの事業もこの「IT導入補助金」を申請する予定です。

100万円ウェブサイトの構築にかけて、50万円を補助金がでれば最高です。

不動産とは関係なく「食」関係のサイトを考えています。

中小企業・小規模事業者等のITツールの導入支援

補助内容 上限50万円、下限15万円

これ昨年実績ですが、対象者は日本国内で事業を行う個人・法人となっていますので個人も可能です。念のためご確認下さい。

あと これも面白いと思います。

商店街起業・承継支援事業

店舗賃借料 1年目月15万円、2年目12万円

将来的にプロレスファンと酒飲みながら 8KTVでプロレス見る「プロレス居酒屋」を開きたい(笑)

以前 会社を辞めたいという私の同期から相談がありました。彼は軟式テニスというマイナースポーツが趣味(50歳で国体でる?)だったので、軟式テニス物販+コミュニティ+情報サイトをテスト的に作ってみれば?とアドバイスしたのですが、まさにこういうのを在職中にテストしたいときに、(どれだけマーケットがあり、マネタイズできるかわからない)使えるのがこれらの補助金や助成金だと思います。

補助金+助成金を使って、リスクヘッジしつつ不動産賃貸業以外の事業に挑戦し、早期の収益化を目指す。これがおそらくセミリアイア後 一番重要なことだと思います。決して 不動産賃貸業だけでセミリタイアしてはいけません。

今まで5部屋売却しましたが、4部屋はノムコムさん。当然買値より高値で売却していただきました。



シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする