昨日 石渡さんのセミナーで もう「賃貸事業だけで食っていくのは限界」的な発言
をされて阿鼻叫喚だったそうですね。
石渡さんが初版を出されたのが2009年12月。
その登場はセンセーショナルなものでした。
特に融資に関する情報・知識は半端なかったですよね。
でいきなり法人を売却されて すでにほぼ不動産賃貸業からは撤退。
セミナー事業のほうがまだ儲かるみたいですね。
客付けしたり めんどくさくないしね。
昨日のセミナーを聞いてはしごを外されたと感じた人も多いはず。
そもそも2009年から9年しか経っていないわけです。
同じく郊外派の石原博光さんの初版本が2010年。
冷静に考えてみれば この辺が不動産投資のブームの頂点でこれらの本を読んで不動
産を初めた人はババを掴んだと言ってもおかしくないかもしれません。
儲かったのは出版社、高値で売り抜けた人たち、不動産会社。
ババを掴むのはいつも個人投資家です。
この9年で郊外・地方を取り巻く賃貸環境は激しく悪化しています。
今は満室でも 一度退去が発生すると これからどんどん悪化することは目に見えて
います。(これ 重要です)
賃貸需要の需給が良いと言っても、それは”現在”です。そんなブルーオーシャンがあ
ればなぜ大東建託や東建コーポレションが来ないんですかね。
なにか参入障壁あるんでしょうか?
市場が伸びているところに資本を投下する、市場が縮小している場合は、自社でイノベーションを持つ場合のみ、ちょっとずつ参入するという原理原則を踏み外した、理解できなかった人たちは 早めに売却し 不動産賃貸業から撤退しなければいけません。それは冒頭 石渡さんが言った通りだと思います。
私のような都心物件は数が限られていますし、郊外はそれこそ無限大にある。
なので業者は売り物がたくさんあるものだから、郊外、地方でも戦えますよとセールストークを浴びせますが、冷静にこれから、”将来”どうなるか考えましょう。
石渡さんのような高額セミナーにあまり縁のない私ですが、自分の足で業者周りして、生の情報集めるのが基本 好きですが、中には有意義なセミナーもあります。
来週は同じ区分派の斎藤さんのセミナーに参加します。
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FPの方がどういう不動産投資(都心の区分)をしているのか興味ありますね。
一般的な生命保険替わりになりますよとか節税になりますよとかではなく、もっと生生しい話を期待しています。
つうか 都心の区分なんて 「年収〇〇万円から脱出できた!」「3年で家賃収入1億」なんてキャッチーな投資手法でもないし、それが本来の不動産投資ではないかと思います。