株主優待転売ヤーは卒業時かもしれません。

昨年に株主優待転売ヤーに転向しましたが、たった1年で撤収するかもしれません。

昨年暮れより 自己消費としてではなく 株主優待を 転売用としてわざわざ古物商を取得して販売していました。

参入障壁も低いので、ここ半年で参加者があっという間に増え 一気にレッドオーシャン化しました。

メルカリでは優待の販売が禁止だったり、唯一の主戦場だった手数料の安いラクマでも 9月からいきなり すかいらーくが出品禁止になったり どんどん販売先が少なくなってきました。

具体的には ラクマでは 安売りを仕掛けてくる 評価の数が50以下の人たちが急激に増えました。

その人たちがですねえ。

もう ものすごい価格攻勢を仕掛けてくるんです。

人気の優待である吉野家なんて 1晩経てば 昨晩の価格を下回る価格で出品されてしまいます。

もう血みどろのレッドオーシャン状態ですね。

こういう出品をされている人は 本当に原価計算しているのでしょうかね?

おそらく正確な原価計算をしているとは思いませんが、まさに証券会社に養分と化しています。

そして フリマアプリでの売上は 本来は確定申告をしなければならないのですが、おそらくこういう人たちはそういうことも知らずに販売しているのでしょう。

(メルカリ、ヤフオク、ラクマは国税局と情報を交換をし連携するという報道はすでに行われています)

おそらく数年ほっとけば かなりの追徴課税を課せられるでしょう。

(徳井と同じですね。私は法人としてちゃんと申告しております)

そんな新規参入者が増えすぎ 株主優待転売ヤーは もう儲からなくなってしまいました。

いくらSNS等で情報のスピードが速くなったとはいえ 半年は速すぎます。

私は過去に2000年ごろ まだ一般的でなかったIPOが ものすごい勢いでコモディティ化し、儲からなくなった経験もしていますし、せどり(当時はこういう言葉もなかった)でも同じ経験をしています。

具体的には、ブックオフで新刊を安く本を買って アマゾンで高く売ることも何十年としてきました。(本好きにはこれはたまらんかった)

これもアマゾンの手数料が数%からいきなり何十%になったり、買い物かごを自動的に取るようなツールが入ったり、個人は全く太刀打ちできなりました。

今は 中古本の販売が アマゾンからメルカリに主戦場が移ってきていますから、アマゾンに投資した人は大変かもしれません。

ブルーオーシャンからレッドオーシャンへ移行する体験をすることは不動産投資にも十分当てはまると思いますよ。

ただ 株主優待の まだ原始的な取った!取れなかった!ってのが清々しくて楽しいんですけどね。

今まで5部屋売却しましたが、4部屋はノムコムさん。当然買値より高値で売却していただきました。



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コメント

  1. YOSH より:

    優待転売ヤー半年ですか、すさまじい短命と言うか、早すぎですね。

    本事業が手頃で、元々の参入障壁が低いこともあるのでしょうけど、
    半年くらい前にでもテレビか雑誌かなんかで、得意の「サルでも簡単にできる」
    シリーズで大々的に紹介されたのではないでしょうか?

    どちらかと言うと僕は優待転買ヤーの立場ですが、半年前位から安くなった、
    相場的に下がったなというような感はありません。

    その意味では不動産も同じですね。

    • ぴおほう より:

      YOSHさん コメントありがとうございます。
      もうほんと値下げ競争が激しいです。おそらく原価計算していないし、確定申告もしていないのでしょう。
      特に確定申告してなく 追徴課税とかくらうと大きなダメージになりますので、主婦の方などは気軽にやらないといいと思います。
      だって日経に 国税庁とメルカリ、ヤフオクが連携しますよってもう記事になっていますからね。