一目均衡表もさんざん勉強しましたが、結局 個別株は美人投票、そう需給の関係次第でどうでもなるのがわかり また 同時期に東電株で400万円やられたこともあって、それ以降個別株はほとんどやらなくなりました。
当然 個別株が得意の人、下げ相場で売りで稼げる方もいらっしゃるでしょうが、私的にはかなり特殊な能力をお持ちの方にしか思えません。
逆張りと順張りわかりますね。
よくこういう下落局面では買え買え的な論調が増えていきます。
ただですねえ。
今の相場に参加している人、株を持っている人は どこまで下がるかわからない恐怖を感じているのではないでしょうか?
えっまだ下がるの?って感覚。
あらゆる投資をする上でこの感覚重要だと思うんですよね。
こういう感覚を体感できただけでもその人にとっては貴重な経験です。
株持っていないと こういう恐怖を経験できず、一生 傍観者です。
順張りは昨年までの相場のように 何もしなくても多くの銘柄がどんどん株価があがっている状態でした。
この順張りは相場の流れに乗るわけですから、儲けるのは簡単です。(ちょっと語弊があるでしょうかね)
多くの米国株投資家の方が我が世の春を謳歌したわけですし、ちょうど60歳を迎える方のidecoのexitとしては最高だった人も多くいたはずです。
さて不動産投資で例えればどうでしょう?
地方、郊外の不動産投資って逆張りの典型ですよね。
これで稼げる人は特殊な能力ですし、(今後数年を無事に運営し、exitを迎えられればの条件つき)万人には難しいと考えるべきでしょう。
人口は減る、世帯数は減る、空き家は増えるというどしゃ降りの外部環境の中で事業を展開していくわけですからね。(しかも借金する!みたいな)
こういうどしゃ振りの外部環境の中で生き残っていくには 特殊なイノベーションが欠かせません。
ただですねえ。不動産でイノベーションはなかなか難しいです。
リノベーション?そんな小手先の手段ではとてもイノベーションとは言えません。
そのリノベーション 業者さんはじめ誰にも真似できないくらいのリノベーションですか?
それくらい圧倒的にプロと差別化できないと早晩コモディティ化するのは間違いありません。
地方郊外の不動産投資は 逆張りの典型ですから、どういうイノベーション、付加価値を入居者に提案できるか、その物件に付加できるかを考えないと早晩息詰まるでしょう。あんまり利回りって関係ないと思いますけどね。
単に古家買いました!ではなく、介護施設併用住宅や、コンビニなどの併用住宅、テラスハウスのように出会いがあるシェアハウスなど 利便性やわくわく感を入居者に提供できればものであれば それもありだと思います。
近くにショッピングセンターがあるとかはダメですよ。いつ撤退するかわからないから。。
逆に 都心区分は順張りの典型だと思います。
特に手をかけることなく心地良いです。
行政がワンルーム規制してくれるお陰で競合であるワンルームはどんどん立ちませんし、そもそも土地がそんなにないですし。若い人がボンビーガール見て、仕事がない地方から東京に出てきてくれるし、日本人が貧しくなっているお陰で結婚できない、しない人が増えているなど 良い外部環境なのかなと思います。
ただ 投資したい人が増えて取得が難しくなってきていること、外部環境をはじめ事業環境激変することは留意すべきかもしれません。
(今回の武漢肺炎ショックも教訓にすべきです)
過去の経験上 投資は逆張りは本当に難しいと思います。株式投資は「休むも相場」という格言があるように、今は休むのもいいかもしれません。
私はワンルームを安く仕込みたいですが(笑)