オルカンで将来安心なんてありえない3つの理由

先日 40代のエリサーの人が「40歳でオルカンで1億にいったぜ。これで俺の老後は安心だ」というツイートがあり、それに酒を飲んでた勢いも手伝って(笑)「いやー1億程度じゃ全然安心できないでしょ?」と反論したら、猛烈なカウンターパンチ食らったので改めてオルカンだけでは将来安心じゃない3つの理由を述べていきます。

なおそのツイートはすでに削除しています。だって私以外の人にも噛みついていたり、SNSで炎上させるような人って実際 職場等でのコミュニケーション能力はどうなのか?心配になりますし、関わりたくないので削除しました。

そもそも40歳過ぎて学歴自慢も痛い。

オルカンとは

直近では厚切りジェイソンさんの書籍ではオルカン一本でいいと断定されていますね。(結構売れているようです)

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なお 伝えておきたいのは オルカンを全否定するわけではなく、積立はやった方がいいです(簡単ですしね)ただし、あまりこれに傾注しすぎると弊害も出てくると思っています。

まず一つ目

多くのオルカン信者の皆さまは過去の運用実績の平均は年5%の云々をおっしゃりますが、それは過去の話で”将来”は保証されていないこと。

もちろん投資ですから”将来”が保証されているものなどないことは理解しておくべきですね。

直近では極右のイタリアがロシア、中国が連合組んで 戦争(核戦争含む)始めることもあるかもしれませんし、そんな時 株云々どころじゃない近未来も想定しとくべきです。

それに引き出すタイミングがちょうど 今のような下落タイミングなら心の平安を保てますかねえ。

正直 PCを開くたびに、資産が毎日数万円、数十万円、ましてや資産が数百万円もマイナスになっていては 私はたぶん落ち着かないでしょうね。

数億に達したであろうオルカンを月〇%や月〇〇円などの定率や定額で引き出して生活費にするのでしょう?

オルカンを引き出し始める年に 今のような下落相場でさらにお金を引き出す行為がとても安心して老後を送れるとは思えませんけどねえ。

あと個人的に定率、定額でいくら引き出してその中で生活するってのが馴染めないと思います。

セミリタしたら、意外と出費は多いですから、一定の金額の中でのやり繰りするのが難しいです。

サラリーマンのお小遣いじゃないんだから(笑)

あっちなみに私の不動産投資の収益はほとんど使っておらず、ebayの売上で生活しています。完全出来高(爆)

なお インデックスの定率・定額で生活するのを最初に提唱したのは内山直さんではないですかね?

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興味のある方は図書館で借りて読んでみてください。

次にオルカンで老後安心といいますが、私がやっている不動産投資(もちろんメリット・デメリットあり)と違い、オルカンでは社会との接点が持てないのもデメリットです。

現役サラリーマンの人は気づかないかもしれませんが、会社を離れた時 社会との接点はほぼ無くなります。

運よく出世されたサラリーマンの人ほど、肩書無くなればみんな離れていくという悲哀を味わうことでしょう。

不動産賃貸業はまだ社会との接点ありますしね。

区分の場合 なかなかまとまらない総会にイライラしたり、根回ししたり(笑)

お金はあるけど社会との接点はない。

これ結構きついと思いますよ。

最後に投資スキルが上がらないことがあげられます。

オルカン1本で1億円到達 それはそれは立派なことです。

ただ投資ってオルカンだけじゃないんです。

私的には若いうちからいろいろな投資を経験したことが今に生きていると思います。

今は誰でもやるようになったIPOですが、私がやってた20代の後半の頃は「IPO 何それ?」的な感じでしたし、1銘柄で数百万儲かる銘柄はザラでした。

(私より前の世代は1銘柄1千万もあったくらいです)

今のIPOの利益が数万円とか ほんと嘘のようです。

また 直近でも不動産クラウドファンディングに投資しています。

Twitterでもお世話になっているきらめき不動産さんのOnigiri Fund とREISMさんのREISM ファンド

野村証券の担保ローンで金利1,5%で借りて、5%の利回り(税引前)

担保にしている株もREITや高配当株です。

もちろん成功した投資ばかりではなく、業界1位のマネオが倒産したクラウドファンディングや、今の仮想通貨(泣)など失敗した投資もあります。

ただ こういう経験は将来に生きるんだと思いますし、こういう経験をせずにオルカン一本ってのも 変化対応力がつかないと思いますね。

挫折をしらないエリートサラリーマン的な(笑)

冒頭にもいいましたように、別にオルカンを全否定するわけでなく、あくまでもポートフォリオの一つでいいんじゃないですかね?

コメント

  1. ぴおほう より:

    もちろんですが、2010年前後から都内好立地で不動産投資を始められた方は、オルカンではありえないほどの莫大な資産を築かれた方はいうまでもないです。ただもうそんな時代ではなく都心でも客付けが厳しくなり、レバレッジが逆回転しはじめたりする例もあるようです。もちろん直近で始められる方の地方・郊外など田舎の築古戸建てなんて止めたほうがいいです。今はよくても将来に不良債権化するのは確実で危なすぎます。