サラリーマンの副業がブームになっていますね。
サラリーマンの副業ですが、別に今に始まったことではなく、元祖は社外に目を向け
ろ的な主張をされた西山昭彦さんが最初ではないでしょうか?。
まだバブルの残り香があり、社内で猛烈に働く風潮があった当時すごく斬新でした。
副業を体系的にまとめたのが藤井孝一さんからでしょうか?
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今は 副業に対して 国の後押しもあるし、企業も 文句も言わない、生産性も高い
AIやロボットにどんどん代替えし、人間にお金を払うのは優秀な一部にしたいとい
うのが本音だと思います。
そんな副業ブームですが、いろいろな形態がありますが、もっとも手掛けやすいのが
やはり物販とネット系。
元手がいらないのとカンタンですからね。
でもこれ一時的に儲かっても長続きしないんですよ。だってすぐ真似されるから。
最近 ebay輸出で有名な藤木さんの新刊読みました。
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彼がebayを始めたのが2005年。当時 日本の楽器を ebay経由で海外に輸出して
たそうです。
まあ 2005年当時ならまだebayの参加者も少なかっただろうし、ギターなど輸出
する人になるとほとんど競合はいなかったでしょうね。
それから13年後、ebayは情報が筒抜けだから、すぐ真似されるんですよ。
だってプラットフォーマーであるebayにとっては、出品者が安く買えればいいわけで
別に同じ出品者が増えようが全く関係ないわけですよ。
今はメルカリやラクマなどフリマアプリ全盛の時代ですから、さらに物販は手軽に始
められる分、ちょっとしたお小遣い稼ぎにはいいですが、その稼ぎを継続するのは相
当難しいと思います。
で今の副業ブームの先駆者である小玉さん。
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youtubeで小玉歩さんで検索すると副業のヒントがたくさん見つかります。
不動産業界からは 副業のセミナー等にフィールドを広げて 昨日NHK「ネタドリ」にでていた小林昌裕さん。
小玉さんと小林さんの対談なんかもあります。
これが2014年当時の動画。
小林さんのすごいところは、不動産をメインに、次から次にスピード感を持って事業
を立ち上げてること。
これ口でいうのは簡単ですが、なかなか難しいと思いますし、私も現在難儀している
立ち位置です。
ただ いつ不動産で食えなくなってもいいように 早めに不動産以外の事業を収益化
したいものです。
若いサラリーマンの方へアドバイスするのなら、副業の本質は転売やネットで稼ぐこ
となどではなく、自分の能力・スキルを他社へ買ってもらうようなことだと思いま
す。
例えば、自分にアラビア語のスキルがある。それを社内だけではなく社外でもマネタ
イズするみたいな。
売れるスキルが無い人はそれを身に着けることが先決だと思います。
そのほうが一時的に副業やネットで稼ぐより、生涯賃金ではよっぽど稼げると思いま
すよ。
昔 同僚でいきなり会社辞めて ヨルダンへアラビア語の習得しに行った女の子がいましたが、今の日本でアラビア語できる人何人います?って話だと思います。
若い人は 目先の副業ブームに惑わされることなく 何歳になっても稼げるスキルを
身に着けることをまずは考えましょう!