最近 気になったツイートを3つご紹介します。
まずはこちら。
これ 話題になったツイートなのでご存じの方も多いかもしれません。
宅建や簿記FP取る時間がもったいない。
税理士や管理会社に聞けばわかるから、資格取得に意味は無い。
その時間があるのなら、物件の探し方や選び方を勉強した方が良いというツイート。
私の意見は不動産自体 高いお買物ですし、最低限の理論武装は必要だと思っています。
宅建や簿記2級、AFPはそんなに時間をかけなくても取れる資格ですし、時間がもったいないという理由だけで勉強しないのはもったいないです。
もちろん 税理士や管理会社に聞けばわかりますが、担当者・営業マンがどうにも知識薄弱のケースの場合もありますから、ここは他人に頼らない方がいいと思いますよ。SNSなんかに頼るのは愚の骨頂。
このツイートをした方は、資格の勉強をする時間があるのなら、物件の選定に時間をかけた方がいいとのことでしたので、どれほど凄いノウハウがあるのか「物件選定の際、どのようなエリアマーケティングをされているのでしょうか?」とコメントしたら、当然のことながら返信ありませんでした。
まさか物件選定も業者お任せじゃなきゃいいですけどね。
次にあるアラサー夫婦が沖縄でFIREした人のツイートなんですが。。。
このご夫婦 資産が少ない中でFIREしたので、コメントで「それだけの資産じゃセミリイアは無理」が多数寄せられてのツイート。
当然 このアラサー夫婦さんも沖縄で楽しそうなツイートをしたり、若くしてFIREを目指すわかものを対象にしたyoutubeが収益の柱なんだと思います。
このツイートへリプするとするなら
「いくら必要かは自分で計算しなさい(笑)」
アラサーでFIREしてほとんど厚生年金入っていないとなると ねんきん定期便が届く年になって後悔してなければいいんじゃないでしょうかね?
こればっかりはさかのぼって支払うわけにはいきませんので。。
今 60歳以上の人が少しでも年金増やそうと 年取ってからも働いているのに、30歳から好きなことだけやって(全然我慢することをせずに) 当然年取ったら 無年金の貧乏老人になる可能性高くなり、そのツケは廻ってきますよね。
最後にこのツイート。
東京の単身賃貸市場に異変が起きています。
それは都内の8万~10万円台の1Kが全然決まらず、郊外の1LDKに流れているというもの。
この動きが本格的になるのか?それとも一時的なトレンドで終わるのか?
私個人的には 本格的に需要の変容が起こると思っています。
以前から指摘してきましたが、サラリーマンの方が最初の物件として取り組みやすい(提携ローンもつきやすい)GAテクノロジーさんや日本財託さんの都心のワンルーム(2000万や3000万)を買われた方は この需要の変容の直撃を受けるでしょうね。
また都内に多額の借入をして”少しだけ高級な”木造アパートを建てられてる大家さんも苦戦必定でしょうねえ。
見た目や設備をちょっと高級にしても所詮 木造は木造ですし、苦戦しやすい1階もあることから 客付けの面では 今後さらに分譲賃貸には負けることでしょう。
「もちろん”今”は満室でも”将来”も保証されるわけではない」
さらに駅前に野村不動産のプラットプラウドや高松建設さんなどの大手が100戸近い新築 単身者用マンションを建てた日には 益々客付けが難しくなるでしょうね。
都内の1Kから郊外の1LDKへの入居者ニーズの変容、駅近への巨大資本の参入の脅威、木造や1階という決定的なデメリット。
建てた時の入居ニーズが100%とすると、このニーズが数年後120%になったり、150%になったりすることはほとんどありません。
80%になるスピードの勝負だと思っています。
我々区分屋は気分屋なので、賃貸需要が無くなった減退したと感じたら こっそり売り逃げすることもできますが、木造アパートの大家さんは (買いたい人のローンがつかない、自身のCFが減る等)簡単に売れないのはなかなか厳しいんじゃないでしょうか。