先週 地方、郊外の大家さんの集いと、首都圏(超都心)の大家さんの集いに参加してきました。
1回のみの参加なのでこれがすべてではないと思いますが、両極端な大家さんの集いを通じて私が感じたことを記事にしていきます。
相変わらず地方か郊外か、都心かの議論は盛り上がります。
私は月島や目黒、小石川、神田等の都心に区分を持っていますが、同時につくばにも平屋戸建てを所有しています。
つくばには物件を持っていますが、これを同じ郊外の古河や安中や宇都宮等にも増やしていこうとはこれっぽっちも思っていません。
あくまでもつくばは①都内との二拠点生活の確立(特に災害時や70歳以降の老後の拠点)②つくばの近未来的な街並みが気に入ったこと③空気はうまいし、野菜は安いし豊富だし、人も少ないといった観点で購入したものであり、今後もつくばには買い増しする予定です。(土浦のレイクビューも捨てがたい)
まずは地方、郊外の大家さんの集いですが、まずは講義があり、その後中華料理屋に場所を移し、多くの地方、郊外の大家さんのお話をお伺いすることができました。
講義は地主系の大家さんがK%やNOIなどいつものやつ(笑)を説明。
これもう何十年も前からCFネッツさんのセミナーでやってましたね。
でもセミナー後の懇親会では「知りませんでしたあ」といった牧歌的な大家さんが多くて再度びっくりしました。
若い大家さんも多かったですねえ。みなさん それはそれは積極的に借り入れされて。。。
個人的には地方で3億借金できる能力あるのなら、都心で10億借り入れしたほうがよっぽど儲かると思います。
あと地主系大家さん 固定資産税評価額見て、何度も市役所に減額の要請をしていると言ってました。
個人的には 自身が努力して得た収益というより、実家が太くて相続しただけなので、それくらいの微差は納税だと思えばええやんと思いましたね。
一方 都心大家さんの集いですが、厳密には民泊のオープン前のお披露目会でした。
個人的に民泊にそこまでこだわっているわけではありませんが、現在は商業ビル購入を考えているので、この物件は大変興味深かったです。
1階がテナント、2階、3階が民泊という大変高収益な物件に仕上がっていたと思います。
都内で異様に盛り上がっている民泊も運営レベルが上がっているので なかなか安易な気持ちでの参入は難しいですかね。
(一方、地方郊外の大家さんの集いでは「民泊?」って感じの反応が多かったです。一人つくばで自宅民泊をされたことがあった大家さんがいて 海外の研究者が泊まったりしてましたってのは大変興味深かったです)
ここ最近の都心の不動産価格の値上がりは本当にすごいです。
これは地方しか投資されていない方は全く実感できないと思います。
私も昨年末 4420万で買った区分を7600万で売却しましたが、あれから半年たった今 8500万でも売れたんちゃん?くらいの勢いです。
地方や郊外で不動産投資をされている方は これから物凄い勢いで人口、世帯が減っていく中で 微々たるインカムをえるために綱渡りの経営が続くと予想しています。
(そもそも魚がいないところで釣りをしてはいけないの典型ですよね。魚がいないところでガレージハウス作っても意味ない)
一方 都心の不動産投資は もう買えばすぐ何千万もキャピタルが得れる相場になってきています。
沢田富美子さんじゃないですが、港区だけしか買わなかった投資家さんはもう大勝の世界ですね。
もちろん地方の地主さんのように有利に運べる展開もあるでしょうが、より大きな利を得るのであれば もう都内好立地一択なんだろうと思います。
川越や所沢のボロ戸建てやってて、都内好立地に新築やってる人の話は なぜ地方を捨てて都心に転換したのかは興味深かったです。(もうあのエリアは二束三文でしょう?)
地方、郊外と都心の対決ですが、ここまでキャピタルが得れる相場になったら、もう都心の一択だと思います。
意外と世田谷や品川あたりの城南でも相続がらみで良物件は出てくるんですよね。あとはこのあたりは業者が狙ってて競争が激しいのでフットワークの軽さは必須でしょうね。
最後に晴海フラッグ等はもう住居ではなく、金融商品ですから永住目的で買うことは止めたほうがいいとは思いますよ。
区分って結局コミュニティーじゃないですか?これだけ香港や台湾系が多くなるととても良質なコミュニティーが築けるとは思いません。