サラリーマンの多くは これから人事異動の季節ですねえ。
私の同期もようやく執行役員になるようなお年頃になってきました。
そのうちの一人はたまにTVなどにも出るようになりましたが、入社当時から「出世する!」ことしか興味がない同期でした。
今時珍しいんですけどね。
出世に興味がない奴とは一切話をしない、社内でも出世しそうな人としかつるまない等徹底していました。
それは凄かった(というか呆れる)ですねえ。
まあ 湘南高校から中央法律なんで頭もいいのでしょうが、出世に情熱を燃やせば燃やすほど 挫折した時のショックは大きいだろうなあ。
なんかと社長になれるように頑張ってもらいたいものです。
(執行役員なんて時給の高い一年契約の契約社員としか思えないのですが。。。)
そんな悲喜こもごもの人事異動ですが、私はサラリーマン時代 ほぼ関心が無かったですし、周りがそわそわしている意味がわかりませんでしたねえ。
(27年間 転居を伴う異動なし)
入社以来ずっと希望の仕事させてもらって成果も出してましたし、その仕事を何十年もやってて、飽きてきたころには、社内公募制使って関連会社に出向させてもらったり、まったく別事業をさせてもらったので、あまり自分自身が人事異動でドタバタした感覚は無かったですね。
問題なのは、人事異動が好きな働かないおっさん(笑)
所詮 他人事(ひとごと)でしょう?といつも言ってましたが、また今年も誰がどうなった あいつはどこ行ったってやってるんでしょうねえ(笑)
あと人事異動で困るのは、直属の上司や事業部長が誰になるか?これは影響があります。
特に出世がかかっている人が上司になると、いきなり朝礼でこれやろうなんて張り切ったりしちゃいます。
こういうのはめんどくさいんだよなあ。
私の最後の上司は学習院で天皇陛下と同級生だった人なんですが、会議や打ち合わせのたびにピーナッツ食べながら!仕事をする面白い人だったので楽しく仕事させてもらいましたけどね。
小さな会社ならいいですが、大企業になればなるほど どんな人かパーソナリティもわからないでしょうからねえ。
大企業勤務で50歳過ぎたら 定年までつつがなく過ごしたいと思うでしょうから(←こういうのが問題)自身や上司も(組織体制も)変化がないようにと祈る気持ちもわからないでもないですが、いっそ急激な変化を自ら望んで楽しめるようになったら、会社外で仕事をするようになった時 免疫ができると思いますよ。
働き方改革が浸透すれば こういう定期人事異動が廃止されたり影響あるんでしょうかね?
なにはともあれ、こういう定期人事異動は悲喜こもごもですが、サラリーマンのこういうイベントごとに馴れすぎるのも問題ですし、紙切れ一枚でどうにでもされる人生(主体的に人生を決められないこと)を疑問に思ってる人が増えているのは間違いないでしょうね。