私 物販やってるので古物商の免許持ってます。
先週 そんな古物商しか入れないマーケットがあるということで ちょっと郊外に行って来ました。
過疎化が進んでいるであろう関東の山間の某JRのほぼ無人駅にほど近い ボロボロの2階建てのビル
「ソープランドはこちら→」という怪しい看板が場末感を醸し出します。
そこで朝9時から16時まで ランチを挟んでセリが行われます。
セリも業界用語があるらしく、とても素人が入り込める余地がありません。
参加している人達は、戸建てから残置物を拾ってくる業者さんたち。
関東の古い戸建てから 残置物を有料で回収するのでしょう。
その残置物を整理し、この古物市でセリにかけます。
また 出品者は自身が集めてきた残置物・古物のセリが終われば、セリに参加もします。
つまり
残置物の回収で 戸建ての所有者から売上があがり、この古物市のセリで売上があがり、他の参加者がセリに出したものを購入し、自身がメルカリ等で売りに出すという3毛作なんですね。
これ1週間に1回ですから、ゆうに粗利としては100万円はいくんじゃないでしょうか?
また 参加者でフィリピンや中国ほか外国の人が多かったのも興味深かったです。
彼等は二束三文で 日本の家庭で眠ってたお宝をコンテナに詰め、地元のフィリピンやインドの店頭で売るようです。
参加した皆さんの目利き力も凄かったですね。そう判断力。
これって不動産投資家も多いに見習うべき点ですよね。
まあ このセリで買っても500円からなんで大けがはしないですが、「本当に価値があるのか?」を判断する、こういう経験値上げていくのは なかなか機会が無いので勉強になりました。
ちょっと怪しさ満点のこのマーケット
次も参加するのかと言えば、妖しさ満点なので、もう参加することは無いと思いますが、大人の社会科見学としては十分楽しめました。
同じ会社で27年も勤めてしまったので、本当に世の中のことを知らない世間知らずです。
東京湾に埋められない程度に怪しい世界も探検したいと思います。