武漢肺炎による株価の下落で大きな痛手を背負ってる方も多いかと思います。
そんな私も毎月分配で組んだリート中心の個別銘柄がマイナス150万円。
せっかく毎月分配にしたので、一部は損切しましたが、残りは損切せず買い下がる予定です。
さて タイトルの「資産家は恐慌時に生まれる」という格言がアメリカにあるそうです。
あまりに急激な下げに投資を止めてしまった人や、この一生に一度しかないくらいのパニック相場に一円も参戦してない傍観者のそこの貴方!
そういうあなたは決してお金持ちになれませんし、上質な投資家にもなれません。
間違いありません。
郵便局で定期預金でもされているのがよろしいかと思います。
失敗をし、経験してわかることもありますし、こういう大暴落というチャンスは滅多に訪れません。
そんな私も 30代前半 忌まわしき東京電力株で400万ほど溶かしたことがあります。
(小さい失敗は数え知れず)
この東京電力株 もう売り注文殺到でストップ安が何日も続きました。
(ご存じの方もいらっしゃると思いますが、昔の電力株は高配当株の代表でした)
ストップ安が連日続く これ本当に恐怖です。
売るに売れない恐怖。
これ 味わないとわかりません。
絶対 本やメディアからの情報なんかじゃわからない。
まだ 若い時だったので、労働収入で稼げばなんてことはなかったのですが、この取引で大きな教訓を得ました。
そ それは「流動性の低さ」の恐怖です。
この流動性の低さから 私は不動産も流動性が低いものは絶対に手を出さないようにしています。
おそらく地方、郊外の中古、戸建てにおもしろおかしく投資している方はそういう経験がないのでしょう。
売れない恐怖、本当に怖いです。
こういう時期だからこそ、どういうクラスターから株価があがっていくか、どういうエリアから不動産価格があがるか(下がるのはこれから)を体感できるようになります。
そ 傍観者である貴方は手を咥えてみてるだけです。
はっきり言って「底値」で買うなんて誰でも無理です。
「底値圏」でいいんじゃないでしょうかね?
不動産投資でも大御所と言われている方の多くは、金融マーケットが沈んだ後にリスクを取って大きな買い物をし、その後大成功しているのは周知の事実です。
(前回はその後不動産ブームが訪れたという神風が吹いたので、今回もまた成功するとは限りませんが)
株主優待の桐谷さんがリーマンショックから復活した投資法なんかも参考になるかもしれません。
当然 若い方の多くは、将来不安、2000万円問題などで、投資を始められて初めての暴落局面でしょう。
ここは 傍観者になるのではなく、自身のお金を入れて ああ こういう動きをするのかあという経験をぜひ体験してもらいたいと思います。
自身のお金という”当事者意識”がないと資産運用って絶対成功しないです。
生まれてから競争はしない、会社に入っても失敗しない そういう育てられ方をしているかもしれませんが、若いうちの失敗って買ってでもしたほうがいいです。
若いうちの失敗は労働収入でいくらでも取り返せますし、いいじゃないですか?100万くらい溶かしても。。。
数年後、武勇伝として きっと大笑いできますし、その時は限りなく大きな”経験”と”教訓”という大きなリターンを得ていると思いますよ。