不動産賃貸業はもちろん 安定的な収益をもたらし、不動産賃貸業以外の事業を軌道に乗せることで、収益の柱を3本くらい持っておくのは 事業運営のリスクヘッジの意味でも有益だと今でも思っています。
セミリタイア後にもいろいろな事業を検討してきました。
そこでまさかのコロナショック。
そこでセミリタイア後に検討した事業をそのままやっていればどうなっていたかをシュミレーションしてみます。
①海外不動産投資事業
ベトナムへ視察に行ったり、アメリカのエージェントの人と何度もミーティングをしました。
断念した最大の理由は、賃貸事業を取り巻く法制が不透明なこと、そしてエージェントが信頼できても、その人がいなくなったら、次を見つけるのが大変なことでした。
今の日本のように、コロナショックが起きると、政府がいろんな施策を矢次早に打ち出してきます。このようにころころ法制が変わると、現地の事情に精通していないと右往左往してしまいます。エージェントのいいなりになってしまうこともあったのではないでしょうかね?
特にアメリカの場合は、家主が訴訟されるリスクが高いです。
私もオープンハウスのセミナー等に行きましたが、当然のことですが、こういうリスクについては言及しません。
オープンハウスの減価償却目当てにアメリカの不動産買った日本のお医者さんなどの富裕層の方で大変な思いされている方も多いんじゃないでしょうかねえ。
②貸会議室
これも何度も検討しました。
ただですねえ。これ何度シュミレーションしても初期投資の回収が2~3年 下手すれば5年かかるんですよ。
そしてもちろん初期投資した備品等はほとんど二束三文しかならず買いたたかれます。
このコロナショックでリモートワークが進展すれば、この業界もかなりシュリンクするんじゃないでしょうか?
昨年上場したばかりのスペースマーケット(4487)も 上場直後にこのアクシデント。
上場前は 天下とったどー的に社員さんも勢いあったのですが、今後どうなるんでしょうかね。
でも株価はそんなに下がってないなあ。
某個人投資家さんもフェイスブックでダイレクトメッセージ送って5万円のセミナーに勧誘されてましたが、今ではさっぱり消息がありませんが、大丈夫なのでしょうか?
③民泊事業
いやー これも直撃でしたね。
転貸でやると業者の利益がたっぷり乗っているので、最初から物件を購入し、運営するつもりでいました。
穴守稲荷駅徒歩1分の戸建てですね。
いや これ民泊がダメでも、十分レジデンスとしても貸せるのですが、民泊に比べると収益力が落ちます。
今 都心の民泊物件も投げ売りが始まっています。
立地の良い場所は確保するのが大変なので、逆張りで30万円くらいの数部屋買ってみるのもいいかもしれませんね。
④物販業
実はこれが一番影響を受けていないかもしれません。
eパケットがアメリカ向けへ送れない等の軽微な影響がありましたが、DHLへ変更できれば回避できるかもしれません。
私の場合は趣味と実益兼ねているので、副業としては最高かもしれません。
ただ リスクが少ない(特に在庫リスク)分、もちろんリターンも少ないですけど。
ただ 上記3つは大失敗する可能性がありますが、こっちは大失敗する可能性は少ないです。
で一発当たればでかいです。(もちろん簡単にはいきませんが)
サマンサタバサ創業者の寺田社長が カナダから毛皮のジャケットの輸入で一儲けしたのは以前紹介した通りです。
私の場合は、円がどちらに降れてもいいように、輸入も輸出もやっています。
うちの嫁のように特殊言語が出来るとそれだけで差別化、かつ参入障壁をきづけるのでお勧めです。
google翻訳の英語はレベルが高くなっていると感じますが、それ以外の言語はまだまだのようですね。
不動産賃貸業に専心できる方も、そうでない方も不動産賃貸業”以外”にも目を向けてことで、アフターコロナに思わぬ儲け話が転がっているかもしれませんよ。