今 顧問契約を結んでいる税理士さんを更迭し、新しい税理士さんと契約することになりそうです。
私は 不動産賃貸業をするにあたり 基本的には税理士さんを雇うべきだと思っています。
当然 経費は掛かりますが、経営についてセカンドオピニオンをいただけたり、税務調査の対策ができる、社外に人脈ができる等のメリットがあるわけです。
サラリーマン時代(退職10ケ月前)に法人を設立し、サラリーマンからセミリタイアへソフトランディングするのに多大な協力をいただき 前税理士さんには感謝の念に堪えませんが、起業後3年をたち、さらにステップアップするためにもこの判断はしょうがないものと思っています。
今までの税理士さんと顧問契約に至るまでの経緯です。
TKCで紹介いただきました。
複数の税理士さんと面談しましたが、基本的に上から目線の人が多いですし、料金が高いところも多いです。
たしかにTKCから紹介されるところは老舗だし、そういう古くからの税理士さんが多いかもしれません。「税理士どっとこむ」のほうがそういうシガラミが少ない、新興税理士さんが多くと思いますのでお勧めです。
あと 不動産賃貸業なんてほとんど出入りが少ない業界なので 顧問料は最低料金でもいいと思います。
今回契約を打ち切った税理士さんは 低料金、同世代で人柄がいい、かつ家が近いという観点で決めました。
家が近いということは ご近所の不動産情報や銀行情報について詳しいかと思ってましたが、全然 こういう情報はお持ちでなかったですね。そこは目論見が外れました。
私の事業規模で いくらくらいの報酬が適当か?という問いに対する回答がなかったり、創業後2期連続黒字決算だったのに、今期は残念ながら初の赤字決算になってしまいました。その要因は十分理解していたのですが、決算閉めた後に、赤字になりそうと伝えられても こちらとしては打ち手が限られます。
本来であれば赤字を回避したかったんですけどね。
せっかく3期が終わったわけですから、PLとBSの数字打ち込んで自己資本比率がどくれらいで推移した、流動比率がどうだ、だから 今後こうしようみたいな話をしたかったんです。
しょうがないので、こういうのを一人シコシコ打ち込んでだり、エクセルで過去3年分のPLとBS打ち込んでニヤニヤしています(変態?)
こういうすれ違いの連続で信頼関係が薄れていき、今回の更迭に至った次第です。
新しい税理士さんですが、家からはずいぶん遠いですww
ただ会計士税理士なので、上記のような経営分析はお手のものかと思っています。
税理士しか資格のない方は、決算書類作成して終わりでしょ?みたいな人が多いんですかね。あくまでも私の印象ですが。。
またご本人自ら不動産投資をされている(もちろん 古い戸建てじゃなく都心区分)のも心強いですし、面接に行ったときも、あそこの物件買えば××がついてくるんですよ等の裏情報もかなりお持ちと見ています。
その事務所ですが、経営革新等支援機関も兼ねていますので、そういう点でも経営の数値面でのアドバイスも期待できそうです。
今まで 多額の借入に頼る不動産賃貸をしていないつもりですが、今後 綺麗な決算書作りをして、格付けを意識しつつ 法人として借入をして、事業を拡大することも可能性としてはあるかもしれません。
法人を経営する限り、事業を永続的に発展させるために 税理士さんを使い倒すくらいの意識でいいのでは?と思っていますし、会社のステージによっては、税理士さんを変える時期に来ていたのかもしれません。