区分マンションの管理問題。。。これが悩ましい。

今日は午後から野村不動産さんと今後の打ち手についてご相談です。

現在所有する不動産の査定をしてもらい、資産の入れ替えについても相談しに行く予定です。

特につなぎ融資等 野村不動産の最新の融資事情についてもヒヤリングの予定です。

私 今までほとんどの売却は野村不動産に一任していますが、購入したことは一度もありません(笑)

さて 地方や郊外に不動産を持つことに否定的な私ですが、じゃ都心や好立地の区分ならなんも問題は無いんかーいと言われるとそうでもありません。

そうマンションの管理は一筋縄では行きませんし、購入する前に外観を見ただけではなんともわからず(もちろん「重要事項調査報告書」には目を通しましょう)所有し、総会に行って雰囲気や問題点を把握することになります。

今回は今現在進行中でトラブってるマンション管理について述べていきたいと思います。

山手線沿線の某物件ですが、理事長が熊谷組にいたらしく 長く理事長をされていました。

理事長 熊谷組にいらして建物の構造等には非常にお詳しいのですが、残念ながら維持管理に関しては全くのド素人(笑)

もちろん 修繕計画書も無ければ、トラブルが起きればその都度 付け焼刃の対応で何十年も経過していました。

そんな状況ですので、数か月前 タイルが剥落するという事故が起きてしまいました。

これ 通行人にケガでもさせると大変なことになります。

こんな緊急事態時に、理事長が「俺 年だからもう降りるよ」となんとも無責任な発言。

こういう時 私は「じゃ 私が理事長を!」と立候補するのですが、今回は初参加の方が 私以上に積極的に(爆)「私が理事長をやりたい!!」と立候補し、その熱量に押されて その彼が新理事長になったわけです。

もちろん緊急事態ですから、総会の別の日に理事会を行ったんです。

理事会終了後に、新理事長に呼び止められ いきなり「今の管理会社は対応が悪いから リプレースしよう」とこっそり理事の2名(私含め)に提案してきました。

個人的には 管理会社のフロントの対応が遅いのは事実ですが、現在の優先順位はタイルの剥落が再発しないかであり、中長期的には、長期修繕計画の策定が重要であり、リプレース(管理会社を変更すること)の優先順位は低いのではないかと話ました。

新理事長 他の理事にも賛同を得られていないのに、新しい管理会社はここがいいというパンフレットなども持参してきています。

この新理事長 なんとこの後「今後 このマンションの管理状態は改善の見込みがない」ということで、総会から約3ケ月で勝手に売却し、理事長を降りてしまいました。

これ 任期途中に所有物件を売るのは全然勝手ですけど、同義上の問題あると思うけどなあ。

(理事長名でググってみると 社会的立場のある人なんだけどなあ)

うがった見方をすれば、新しい管理会社候補と結託して バックマージンもらう腹積もりだったんじゃないか?と疑ってしまいます。

突然 理事長不在になったので、急遽 副理事長の私が理事長に就任になったわけです。

確かに管理会社の動きは緩慢で、協力は得るのは難しいかもしれませんが、2つの課題を早期に解決したいものです。

このように理事会や総会が機能しているかどうかは、議事録等ではすべてを把握できませんし、理事長だけが主体的に活動し、機能している区分マンションも多いと思います。

その理事長がいきなり区分所有者を離脱すると 理事会、総会がその機能を果たさなくなる可能性は非常に高いですし、あとに理事長を担う区分所有者が現れなければ 管理は不全になり、資産価値が低くなるマンションになってしまいかねません。

マンションの管理状態が機能しなくる、またはその可能性がある。区分マンションの弱点は まさにここにあると思います。