ワールドカップラグビーの日本代表 お疲れ様でした。
彼等もプロですから、美辞麗句や賛美はここまでにしておきます。
以前にも書きましたが、重要なのは「今」ではなく「将来」です。そして「継続性」です。
今のラグビーブームが「文化」にまで昇華するのを祈っています。
4年後のフランス大会に多くの日本人が渡仏し、日本代表が劣勢のときに、スタンドのサポーターから「ヴィクトリーロード」が自然発生的に歌われだすようなシーンを夢見ています。
ただ 実際は 今年のトップリーグは満員でしょうが、来年からの観客動員は苦戦すると予想しています。
その元凶はやはりラグビーが企業スポーツであることに起因すると思っています。
今回のクオーターファイナルもキャノンの御手洗さんの出身地であるということだけで、大分で2試合もやるのは間違っていますし、あまりに企業の影が出すぎです。サッカーやバスケットのように地域密着にしないと絶対にダメです。
サントリーグレゴリアスなんて全く応援したいと思いませんが、広島グレゴリアスなら喜んで応援したいと思います。
選手も選手で 多くの選手がプロ契約せず、サラリーマンである限り、海外とは差が開く一方です。(けががつきものなので、安定した会社員でいたいのは十分わかります。)
前回も五郎丸が海外リーグに挑戦しましたが、うまくいきませんでした。
サッカーと同じで、多くの選手が 安定を捨て リスクを持って チャレンジしないと日本のラグビーは強くならないと思います。
(これは日本の若いビジネスマンも「ホワイト企業で安心」じゃなく 常に挑戦しなければならないのは同じですね。)
さて 先週末は日本のラグビーの盛り上がりと同じくらいに盛り上がったのが三菱サラリーマンさん のセミリタイア。
30歳でのセミリタイアについては意見が様々ありますが、ここまで影響力があると「次」に何をされるのか注目が集まっています。
普通に転職するわけにもいかないでしょうし、おそらく起業ということになるのでしょう。
どんなカテゴリーで何を生業にされるかは興味深いところです。
ブログやyoutubeで起業もどきのことをされる方がいますが、これには非常に懐疑的です。
たんにgoogle神の子会社ですし、youtubeをアップしてても、中身がどんどん薄くなり、参入障壁が低いので同業者がどんどん出てきます。
だって 普通の元サラリーマンが経済問題を語っても内容薄いのわかるじゃないですか?(笑)
以前 アメリカでアルゴリズムが変わったので稼げなくなったとgoogle本社を襲撃し、自殺した人がいましたが、そういう運命になることは想像に難くありません。(今はイケハヤさんが苦しそうですね)
30歳という若さでセミリタイアされたので、多くのサラリーマンの方に「セミリタイア」を改めて考えさせる良い機会になったのではないでしょうか?
(個人的にはセミリタを礼讃するつもりなど全くなく、セミリタ後の難易度を伝えていきたいと思っています。)
またセミリタイアするにあたり、7千万円ため 配当金が30万円/月になったことも注目されています。
セミリタイアするには金銭的な裏付けが欠かせません。
主に3つに大別されるでしょう。
1インデックス投資の取り崩し
2三菱さんのような高配当投資(米国株も含む)
3我々のような不動産投資
(株でのキャピタル等は除く)
1のインデックス投資でリタイアされた人は nightwalkerさんや内山 直さんの本が参考になるかもしれません。
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インデックス投資については 先日 twitterで「インデックス投資ぜんぜん儲からんやん」みたいな書き込みがありました。これ 本当に長期でやらなければなりませんし、始めた時期、市況によってはプラスどころかマイナスになることもあることも覚悟しなければなりません。
2の高配当投資については、まだ書籍化された人はいないかもしれません。
先日もtwitterで4千万投資して、配当が月10万円になった!的な書き込みがありましたが、借金好き(笑)な不動産投資家ならちょっと信じられないかもしれません。
CFの額だけみれば、新築ワンルームマンションを現金で買ったレベルです。
(税金コントロールできるメリットを考えれば新築ワンルームをキャッシュで2戸買ったほうがいいかも?(笑)僕個人的には、彼が30歳なら800万の管理状態の良い都心区分を5戸キャッシュで買いますね。)
高配当投資でのセミリタイア資金の獲得ですが、会社を売却してまとまった資金が入ったや宝くじがあたった等でない限り 数千万を普通のサラリーマンが貯めるのは なかなか厳しい投資だと思いますし、三菱サラリーマンさんのように高属性の人でも給与の8割貯蓄するようなストイックにならなければ 再現性は低いように思います。
最後に不動産投資ですが、上記のインデックスや高配当投資は高属性の人でなければ なかなか難しい投資手法ですが、不動産投資だけは低属性の人でもできた(過去形)ことは非常に特徴的です。
不動産投資を「都心区分」と「郊外、地方の一棟、戸建て」に大別すると、「都心区分」はどちらかと言えば高配当投資に近い感じですが、「郊外、地方の一棟、戸建て」はどの類型にも当てはまりません。
低属性の人が月のキャッシュフローを獲得する手法として「郊外、地方の一棟、戸建て」投資は ここ数年のブーム(そのブームを担いだメディアと過剰融資をしてきた銀行)で 多くのサラリーマンが参入できました。
(あれっ今のラグビーブームも同じじゃない?、どんな末路になるのかなと思った人のシナリオ思考は鋭いです)
不動産投資は 投資が成功したかどうかは20~30年後にならないとわかりませんが、インデックス投資や高配当投資のように そもそも高属性のクラスターの人たちでないとセミリタイアするためのCFを獲得できない投資であることを考えると、低属性の人が地方、郊外の不動産投資でセミリタイアできた事実は あらためて 不動産投資が夢のある投資があったことは事実ではないかと思っています。
ただ その投資手法が「将来」「永続的」に続くかどうかは 人それぞれの判断になることは言うまでもありません。
コメント
以前からブログ拝読しています
セミリタイアの人は、もしやと思いましたが昔の同級生でした笑