セミリタするにしろ、定年退職するにせよ、組織を離れた時にやりがいがあることを見つけていないと早晩行き詰ってしまい、”時間潰しのため”も兼ねて勤め人に戻ってしまう人も多くいるようです。
これはもう個人差があるので、セミリタはおろか、死ぬまで雇われたい、人の指示だけ仰いで自分で何も判断せずに生きたいという人もいることはしょうがないと思います。
変化することを恐れる日本人が増えている現状を考えれば こういうカテゴリーの人がきっと増えているのでしょう。
そういう ほぼ何も自分で判断できない人生が充実した人生かどうかそれは人それぞれですが、それでもやりがいや充実した時間を過ごす方法は見つけておいた方がいいと思います。
いくら再雇用されても、65歳や70歳になっていきなり指示されない人生を送れ、って言われても、すぐ何も指示されないと ボケてあっという間に痴呆症になってしまいます。
私は2年半かかって、やっとそのやりがいを見つけた、いや見つけかかったわけですが、やりがい探しのために これは改めてやっておいた方がいいということを記事にしたいと思います。
基本的に 自営業の人って仕事がもうやりがいなので、ここでは対象にならないかもしれません。
サラリーマン稼業にどっぷりつかって、休みの日は家でスポーツ中継を見るのが趣味的なお父さんに参考になればと思います。
たまに本に書いてあることですが、自分が小さいころ夢中になったことは何かを再度棚卸してみることを激しくお勧めします。
私もセミリタ後、いろいろな事業に取り組もうとしてきましたが、やはり小学校の高学年や中学校のころ楽しかったことを今 マネタイズしているので、これはやはり居心地がいいですし、夢中になれます。
(そういえば 最近 中学2年以来 38年ぶりに一眼レフカメラを買いました。)
私も最初から、昔 夢中になったことを紙に書きだしたりすれば良かったのですが、なんかそういう自己分析的なこと苦手なんですよねえ。
会社を退職する時もほとんどの人が リクルートなどがやっている再就職支援プログラムに応募していたのですが、私は即答で「結構です」と断ったくらいですから。。。人事部も驚いていましたが。。。
こういう再就職支援プログラムって 多分 最初に小さいことどういう子供だったとか自己分析もさせられるんですよね。
こうやって冷静になって自身の人生を振り返ってみる。
この作業 意外とバカに出来ないと思います。
サラリーマン生活にこんなめんどくさいことやらないですもんね。
例えば 鉄道オタクの人って、年とっても一生鉄オタ。これ一生涯の趣味ですよね。
これをマネタイズできると最高なんですけどね。
私の以前勤めていた会社にも63歳の定年後再雇用されていた人がいたのですが、趣味がなんと山に入って蝶々を追いかけることらしいんです。
結構マニアックな趣味ですが、どこの山にどんな蝶々がいるかをブログにしたり、コミュニティを作ったり、網や蝶々を販売したり、いろいろマネタイズできるポイントはあると思うんですけどねえ。
同期にも軟式テニス(硬式ではない)好きがいたのですが、自分でラケットやボールなどを仕入れて自分でサイト作って販売したらいいよと進言したんですがね。
何はともあれ、50歳過ぎのおじさんになったら、一度 自分が小さいころ夢中になったこと、楽しかったことを思い出してみることを激しくお勧めします。