サラリーマンの人はぜひ職安と年金事務所へ行ってみることをお勧めします。

おそらく大学出てそのまま有名企業に就職された多くの方は　職安も年金事務所も行かれたことが無い人も多くいらっしゃると思います。

今までは　そういった大企業の雇用も安泰でしたが、どうやら　秋風が吹いてきているように思います。

植木等が「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」が公開されたのが１９６２年。さすがに６０年も経つと　もうサラリーマンは気楽な稼業じゃなくなりつつあります。

新卒一括採用や年功序列、終身雇用など世界にも類を見ない日本型の働き方も今回のコロナ禍で　会社にとっていらない仕事、つかえない人のあぶり出しが進んでいるように思います。いや間違いなく進んでいます。

もちろん　将来予想される厳しい嵐の中　平和ボケしていたら、厳しい世の中（事業で１年稼ぐのがどれだけ難しいことか！）では　生きていけないわけです。

そんな大企業の社員の人をはじめとした多くのサラリーマンの人には、在職中にぜひ職業安定所と年金事務所に行かれてみることをお勧めします。

まず職安ですが、新卒から大企業に入った人は逝かれた経験が無い人も多くいると思います。

ぜひ一度　お近くの職業安定所に行って、職を求めてる人の多さや真剣度　どういう仕事があるのか、どれくらいの時給なのか等を確認してみて下さい。

いかにご自身が恵まれているか、いかに世の中が厳しい労働環境にあるか理解できると思います。

もちろん　あの独特の雰囲気にも感じるところもあるでしょう。

品川区の職安は「失業保険　不正受給撲滅！不正受給は犯罪です！」と大きな横断幕が掲げてあります。

そういう絶対許さじという雰囲気の中　毎月　失業保険受給のため職業安定所に行かなければならないのは精神的に結構厳しいものがあると思います。

なにやら殺人事件の犯人なのに、毎月警察に出頭する的な。。。

大田区の職員が「生活保護　不正受給撲滅」のお揃いのTシャツを作って批判を浴びましたが、行政は生活保護と失業保険の不正受給に対しては相当情熱を燃やしていますので、さらに注意が必要です。

また年金事務所にもぜひ行かれてみてください。

これも　まあ　消えた年金記録なんて事件がありましたが、ああこりゃ消えるよな（笑）と思わせる牧歌的な雰囲気です（爆）

多分　年金手帳持っていけば、将来の受給額も教えてくれると思いますよ。

年金については前回の記事にも書きましたが、おそらく多くの若者は年金のことをよく理解していないんじゃないかと思っています。

年金イコールもらえない！山と言えば川的にすぐ反応しちゃうんだと思います。

年金のことについては、昨日のブログにも書きましたが、払わないともらえる権利もありませんので、本当に注意が必要ですし、年取ってから気づいてももう遅いです。

サラリーマンの人は　FIRE予定の人もそうでない人も　在職中に一度でも　職安と年金事務所に行くことをお勧めします。

私はセミリタ前　年金事務所に行って、年金の受給資格があるか。将来の年金額がどれくらいかの確認はしましたが、職安には行きませんでした。

いやー　事前に行ってあの雰囲気に馴れておくべきだったと今は後悔しています。