アメリカの若者で拡大するFIRE運動

1月26日(土)の日経夕刊より

米国の若者の間で「FIRE」と呼ばれる運動が広がっている。

「Financial Independence Retire Early(経済的に自立し、早く引退しよう)」の略。

40歳前後でのリタイアをめざし、収入の7割を貯蓄に回したり、家賃を浮かすため船で暮らしたりする人もいる。

1月上旬のある平日。仕事終わりの夜7時、マンハッタン中心部の貸会議室に30人近い男女が集まった。節税や不動産投資、節約アプリの使い方などを2時間、みっちり議論した。「どうしたらモチベーションを保てるか」といった精神面での課題も話題にのぼる。

参加者の多くは20~30代のホワイトカラー。「若いうちから一定の貯蓄をできれば、残りの人生を自由に生きる選択肢を得られる」

米国には日本のような定年制度はないが、これまで65歳でのリタイアが一つの目安とされてきた。終身雇用制度の前提がない分、生涯で何度も勤め先を変える必要があり、ストレスを感じている人も少なくない。

早期の引退を目指し、ジャミラさん夫婦は空き時間に副業をはじめたほか、外食や娯楽の予算に制限をつけ 余ったお金は貯蓄と投資に回した。

18年秋には念願かなって会社勤めを辞めることができた。

「人生の主導権を握るのが究極の目標。あと数年のうちに、完全にお金から自由になるつもり」

50歳の私が20~30代のころにこういう運動がおこるなんて想像もしていませんでした。

まだまだバブルの残り香、24時間戦えますか?の時代の名残もあり、目の前の仕事をこなす、覚えるのに一生懸命。この寒い冬の時期には朝6時には出勤したりしてたなあ。

ダニエルピンクの「フリーエージェント社会の到来」が発刊されたのが2002年。

日本でも、フリーで仕事をしている人も多くなり、コワーキングスペースや大前研一氏がいう3つのクラウド(クラウドコンピューティング、クラウドソーシング、クラウドファンディング)の普及でインフラも充実してきており、フリーエージェントになる人は今後も増えることが予想しています。

アメリカでのトレンドが数年後日本でも定着することが多いですから、このFIRE運動も日本でも定着するのでしょうかね?

日本ではこの人なんかが象徴だと思います。

三菱サラリーマンが株式投資でセミリタイアを目指してみた

個人的には、この配当のPFに不動産を掛け合わせたのが最高だと思いますが、年金もらうとき(60歳や65歳)にその配当がどうなってるの?永遠に続かないでしょ?という視点がちょっと抜け落ちていると感じますが。

また 多くの若者がこういう思考をされると、年金財政を担う働き手が少なくなる(笑)まだまだ若いうちは、満員電車に揺られて、上司に理不尽に起こられて、税金を文句も言えず徴収されて 我々の老後の財源を担って欲しいものです。

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今まで5部屋売却しましたが、4部屋はノムコムさん。当然買値より高値で売却していただきました。



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