久しぶりに区分投資(マンション投資)の本が出ましたので紹介します。

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久しぶりに区分投資の本が出たのでご紹介します。

著者はサラリーマンを夫に持つ主婦の方。

感想ですが、まず地味(笑)

タイトルもですが、本の装丁も地味すぎます。

タイトルも「専業主婦でも年収1500万の社長。あなたも年金不安とオサラバ」や「働かない私でも年収1000万。これが私の働き方改革」等もっとキャッチーにしないと!

装丁も赤ですよ。黄色ですよ!原色をもっと使いましょう!

ちょっと冗談ですが、区分なんてシコシコ買っていると こんな地味なタイトルになるんだと思います。

作者はサラリーマンの夫と 一緒に2000年代半ば(2005年くらい?)から都内区分を買い進め 現在都内に14戸の区分を持ち出そうです。

都内もかなりの好立地!かつすべてBT別!!

(これだけ好立地だと15年にわたってほぼ満室経営というのもうなずけます。)

しかもすべて 日本財託から購入!!

当然 財託さんから購入するということは ぶつ上げ屋さんから買うより2割増し前後で購入されていると思います。

それを繰り上げ返済され、現在は財務状態もかなりの良好のようです。

(繰り上げ返済について ツイートしたら もったいないという多くの意見をもらいましたが、私には60歳時点で残債を限りなく減らすという目標があります。普通に考えて いくら団信等があるとはいえ 60歳過ぎて 郊外、地方のこれから収益が「確実に」落ちる資産にたくさんの借り入れがあること自体ナンセンスですし、さらに言えば たとえ残債ない状態でも 残された家族が売れない、稼げない不動産相続して喜びますか?って話です。)

好立地かつすべてBT別で恐るべきスピードで繰り上げ返済し、かつ奥さんが専業主婦であることから 想像するに旦那様は ゴールドマンサックスや三井物産、三菱地所、NTTデータ、キッコーマンなどの相当良い企業にお勤めのことと想像できます。

そんなご主人も「早めにリタイアして 自分の望む新しい仕事をするのも一つの選択肢と感じてるようだ」(p223)だそうです。

そうですね。ご主人を早くリタイアさせてあげてください。かつその大企業勤務のおいしいポジションをどんどん若い人に譲ってあげましょうよ。

50歳過ぎて 企業への貢献度も下がっているでしょうから、自ら身をひくことは潔いと思います。

あと 私が鬼門の日本政策金融公庫をうまく利用されているんですねえ。参考になりました。

私はさっぱりこことは相性が悪いので、シニア起業支援資金が使える55歳になる3年半後に再度チャンレジしようと思っています。

2005年ごろの恵まれた状況と今は市況が全然違いますし、あなた自身が年収1000万程度の収入があるかどうかで 本書の再現性もあるかどうかは大きく変わってきますが、区分をやる人にとっては、(そもそも情報が少ない中)こういう成功事例を知ることも有益なことだと思いますし、不動産投資を初めて15年くらいたてばこれくらいにはしていたいなあという漠然と目標にもなるのではないでしょうか?

それ以外の区分投資のおすすめ本を紹介しています。

コメント

  1. 不動産投資ファン より:

    コツコツと堅実的ですが、日本管財さんというのが残念ですね。。
    他で買っていれば、今ごろ20部屋くらい持てたのではないでしょうか・・・。

  2. 不動産投資ファン より:

    コツコツと堅実的ですが、日本財託さんというのが残念ですね。
    他で買っていれば、今ごろ20部屋くらい持てたのではないでしょうか・・・

    • ぴおほう より:

      不動産投資ファンさん コメントありがとうございます。
      財託からでもこれだけ買えるってのは相当属性が良いのでは?と思われますね。