私の車は法人で所有するものです。
もちろん、駐車場代・保険等は法人の経費になります。
そして 今回 つくば物件を購入したことで、つくばへの高速代やガソリン代も経費になります。(もちろん 今後もつくばへ物件を見に行くためです。たまに買い出しで道の駅で野菜も買います(笑))
サラリーマンの方は 各種税金をひかれた後 可処分所得の中から生活費・レジャー代等を捻出しなければならないので、手取り額が増えない中、なかなか不公平感を感じるのではないでしょうか?
ただ、 こういう側面だけ見て サラリーマンなのに、法人の設立などしないほうがいいです。
私の実体験ですが、退職する半年前に法人を設立したため(一刻も早く小規模企業共済に加入したかったため)、失業保険をもらう段階で、それがもらえなくなる事態になってしまったことがあります。
おそらく150万くらいはドブに捨てたと思います(泣)
品川区は特に厳しいのかもしれませんが、基本 失業状態ではなく、自身が代表を務める法人があると失業保険はもらえません。(ご自身の住む自治体へご確認下さい)
なので30代で サラリーマンとは別に自身が代表を務める法人を設立してしまうと、50歳になって いざ失業保険を受給しようと思っても 丸々受給できないということになりかねません。
会社設立後についても注意すべきことがあります。
若くしてセミリタし、会社設立後、「社会保険料の最適化!」なんて言って月額報酬を最低限にし、社会保険料を最低限しか払わないなんてやっている方がたまにいらっしゃいますが、あれ絶対にやめたほうがいいです。
なぜかと言うと、現役時代(18歳~65歳まで)に払い込んだ厚生年金が少ないと、当然ですが、年金生活(65歳や70歳)が始まったとき、もらえる年金が限りなく少なくなります。
無年金なんて悲劇以外の何物でもありません。
これ何がいけないかって その時に事業に大成功しているといいですが、(不動産投資ではちょっと厳しいかな)もらえる年金が少ない(毎月安定した収入が無いと)と、自身の生活が困窮するのはもちろん、お子さんにも迷惑をかけかねないことは充分意識すべきです。
私は50代で 親世代が「認知症になったらどうする?」や「施設はいつ入れる」等の話をする世代なわけです。(20代~30代では特にそういう話題にもならないでしょう)
私の親の場合、姉が実家で面倒を見てくれてますし、義父は都庁に70歳まで働いていたので、年金はたっぷりあります。
でも考えてみて下さい。
年金がほとんどない親を、子供が”自分のお金”で面倒見ないといけないなんて子供にとっては生き地獄以外の何物でもないと思いませんか?
おっと話がずれてしまいました。
サラリーマンしかやったことない方は実感できないかもしれませんが、今は「暮らしのマーケット」や、「アマゾンフレックス」など 一人で働く機会は非常に増えてきていますし、今後これにuberなど選択肢が増えてくれば尚いいと思っています。
今日は ここ半年以内で出版された一人社長の三部作+1をご紹介したいと思います。
まず大村大次郎さんのこの本。
基本的なことが書いてあるので、ひとり社長について概略を理解するのに向いています。
大体 他の書籍も書いてることは同じです(笑)
実はこの本を読むだけでは”儲かる”会社経営は出来ません。
一人社長になって〇〇をやって経営していくという〇〇を見つけるのが当然ですが、一番難しいです。(金銭的にも時間的にもやりがい的にも)
私ももう少し社交的な性格ならば(笑)地元の商店街で 週2日は八百屋でアルバイト、週3日は古物商でアルバイトみたいな生活が理想かなと思っています。
正直 不動産投資や株などの投資などはまったく趣味の世界で、それはあくまでもオマケじゃないでしょうか?
もちろん ひとり社長は経費も広く認められています。
冒頭の車関係の経費はもちろんのこと、出張規定や この社宅制度も会社経営者に認められた特権かもしれません。
最後に定年起業等 雇われる仕事以外の働き方について大杉潤さんの新作。
ebayや情報起業などのことが書かれています。
最近は若い人を中心にひとり社長になる人が増えていると感じます。
(一人で働けるプラットフォームが増えてきたこと、甘やかされて育ったことも一因じゃないでしょうかね)
もちろん サラリーマンは永遠にできるわけでもありませんので、早いうちから新しい働き方について勉強しておいても良いかもしれません。
私は大前研一さんのこれらの本を売り出されてすぐ買って読んだり かなり準備はしてきました。