先週 自宅近くの天王洲で27年勤めた会社の同期とバッタリ会いました。
この辺は飲むところも無く、ベンチで「まいばすけっと」で買ったビールとつまみで久々に飲み食いしたんですけどね。
久々に同期と話して、あのまま早期退職に応じず会社に残っていたら。。。といろいろ想像しました。
やはりセミリタして4年経っても 「セミリタして正解だったわあ」と胸を張って言えるでしょうね。
まず第一にサラリーマン(27年も!)とセミリタ 両方経験出来たこと。
これは本当に大きいです。
だってセミリタしたことが無い人が セミリタのこと語れないでしょう?
大学を出て 22歳から金太郎飴のように育成されて、同じような人達と何十年も仕事やるのって やはりどう考えても変ですし、大企業ならどこでもそうですが、自分のやりたいこと、思い通りに仕事をすることなどほぼ不可能です。
モーサテでパックンと大浜アナのやりとりで、パックンが「大浜さんは 大企業に就職できていいですねえ」という一言に、大浜アナが「私 部長でも何でもないですし。。。」と自嘲気味に言っていたが印象的です。
まあ 部長になったところで 大企業では本当に歯車で何の権限もなくほぼ何もできないんですけどね。しかも職を解かれれば その格差を考えれば。。。。
同期も54歳。そろそろ定年が見える時期ですが、やはり定年後のことは気になるようです。
ここで転職できるようなスキルがあればよいですが、そのスキルが無い場合は、その後は結構悲惨な道が待っていると思いますよ。
(私の先輩(56歳くらい?)で 某大企業→ベンチャー勤務→大王製紙→またヘッドハントで転職のようなことが出来れば理想ですよね。)
次にセミリタして獲得した”時間”を使って次なる収益化のトライアンドエラーが出来ていることがあげられます。
サラリーマンを辞める時期に構想していた事業は90%以上は実現できていません。
見通しが甘かったのか、収益化できそうになく撤退したものばかりです。
唯一第二法人でやってる物販事業がそこそこ育っているのですが、これもいつまで継続するかわかりません。
実は先日 youtubeのチャンネルを立ち上げたのですが、実はこれが大失敗。
なんと1ケ月で登録者が0。
うーんコンテンツ的にはいけると思ったのですがね。
やはりストックビジネスは魅力的なので、次のコンテンツで捲土重来したいと思います。
セミリタしてからそういう小さなトライアンドエラーを積み重ねています。
60歳までの時間を使って試行錯誤して さらなる収益化できる事業を探す。こういう自由研究みたいな時間が本当にいいですね。
私 在職中 営業企画みたいな仕事も長くやっていたのですが、何をするにもレポート出せとか、何の目的だ?みたいに報告を求められたので、かなり嫌気を刺していたので今は本当にストレスないです。
もちろんセミリタはご自身の性格や家庭環境に左右されますので誰にでも勧められるものではないですが、これを経験しないのは本当に機会損失だと思いますよ。
若くしてセミリタする人はもちろん無年金になり生活保護受けるくらいの覚悟が必要ですが、そこそこ厚生年金も払っていれば、70歳まで自身で事業やった方が 結局は厚生年金も増えると思いますけどね。
(ほんとはセミリタを経験して 自分に合わない、嫌なら元に戻れれば一番いいのですが、それはほとんどの人が無理でしょう?特に大企業勤務の人の場合。
「仕事が出来る人」って上記の先輩のように50歳の半ば過ぎてもヘッドハントが来るような人で、それ以外の「大企業勤務です」だけの人は残念な人であることは言うまでもないと思います。)
一方22歳や23歳の”ラッキー”で大企業に潜りこんで、窓際族に成り下がる人たちもいます。
これ多いに結構ですが、貴方の存在が社内で迷惑になっていないかよく考えることだと思います。
以前勤めていた会社にもそういう窓際族はいましたが、社内に良い影響を与えないばかりか、若手のやる気をそぐ、仕事、ポストの機会を奪うなどの廻りに迷惑をかけていないか?もう一度自答すべきじゃないでしょうか?
個人的にはそれってカッコ悪いなあと思いますし、50歳過ぎて職場の廻りに迷惑をかけているのってどうなんですかね?
ご自身のお子さんに「人に迷惑かける人間になるなよ」なんて教育できないでしょう?(笑)あなたが迷惑的な(爆)
最近 こういう人の悪影響を受けてかどうか、労働意欲の低い若者が増えていると聞きます。
ただこういう若者は 貴方がそのおじさんの年齢になる頃には 解雇規制が間違いなく導入されているでしょうから、間違いなくレイオフされる筆頭候補になりますので気をつけましょう。
私も大企業に長くいましたので(年収1000万でワールドカップに16連休取れるホワイト企業)わかりますが、なにせ大企業は居心地いいんですよ。
ただ もちろんそこで満足している人はイコール思考停止になっていないかよーく熟考した方がいいと思います。
そんなことを考えた同期との久々の飲み会でした。