ブームの終焉

NHK朝ドラの「あまちゃん」昨年の「タピオカ」、そして今年の「鬼滅の刃」。

世の中にはブームになったものがたくさんあります。

それらはその後 どうなったでしょうか?

ブームが去った後は、そこには死屍累々の光景が広がっています。

ここ10年続いた狂乱の不動産ブームもいよいよ終焉を迎えたわけですが、貴方が購入した不動産は今後 どうなるのでしょうか?

資産になりますか?それとも負債になりますか?

入居がなかなか決まらないなど これから苦戦する兆しが見れたら もう早めに逃げるのが得策と思います。(もう手遅れかもしれませんけど)

残念ながらもう不動産投資ブームは来ないですし、素直に負け戦を認めることも重要だと思います。

一時ブームになった地方RCなんて今は誰も買いませんよね?

ブームになる投資って 早めに逃げないと詰まる可能性が高いです。

例えば物販やってる人ならわかりますが、今春「マスク」を大量に買い込んだ人は それを今後どうするのでしょうか?

ブームの中で動いた投資行動は冷静になって俯瞰することが重要だと思います。

先週末 栃木の矢板に行ってきました。

閑散とした市街地を車 走らせていてふと思いました。

①やはり人が減るところより 人が増えるところの方が商売はやりやすいよなあ。

日本各地で人が減るのってもう事実ですし、そういう人が減るところで商売するのってホントに難しいなあと思います。

田舎に住む若い人も、ハローウィンの渋谷の光景などをTVで見ると、渋谷行きたいよなあと思いますよね。

著名な不動産投資家さんの中には「人口減少なんて恐れる必要はない」なんていいますが、何も好き好んで 人口が減る中で収益を上げていくという難易度の高い投資しなくてもいいと思いますけど。。。

それならより勝てる確率のある人の集まるところに投資したほうがよっぽど効率的と思いますが、いかがですかね。(特に私のような素人はそんな難易度の高い投資はできません)

そういう人口減少しているエリアでも不動産投資はできる的な主張をされる方は だいたい不動産投資のコラム書いてたり、youtubeで収益化図っているので、不動産投資を盛り上げないと自分の利益が減るからなんじゃないですかね。

人口の減るところで商売するより、人口が増えるところで商売するほうが成功の確率が高いってのは 普通の常識のような気がしますけど。

こういう鉄則を無視して、自己起点で 利回りや、銀行の融資してると爆死する可能性が高いのでお気をつけください。

②都会で稼いで、地方で使うのはありだけど、その逆は無いよなあ。

20年前、まだ年金が潤沢のもらえ、日本の物価が高かったころ、フィリピンや東南アジアで年金暮らしをする人がたくさんいました。

今ではアジアの物価が高くなり、日本は逆にデフレまっしぐらなので、もうそういう生活も出来なくなりました。

日本国内で考えれば まだ東京で稼いで、その収益で地方暮らしするのは ありなんじゃないですかね。

例えば 都心のワンルームの家賃5万円でも 地方(定義は難しいですが)で十分1軒家借りれると思うんですよねえ。

もちろん 都会で稼ぐ家賃5万円の部屋10戸+公的年金があれば、地方で豊かな生活も可能ですよね。

でもこれ 逆は難しいよなあと矢板の街 ブラブラしてて思いました。

今日の村上社長のtweetを載せておきます。

何度も記事にしていますが、「新築ワンルームは儲からない」のは誰でもわかりますが、時代背景によっては儲けてる人がいることは理解しておくべきです。

買った時がよかったから儲かった典型でしょう。

不動産投資ブームの中で 買った物件が 「時期が良かったから」ってことになればいいですけどね。

だいたい儲かってる人は2005年くらいまでに買ってる人が多いんじゃないですかね。

そんなブームの終焉を迎えるにあたって、自分の物件をどうしていくべきかを考えています。